« 超突発、浜金谷でピザ オフ会 | トップページ | 大鳥居くんと、きなこ揚げパン »

2013.02.25

BRZ インプレッション(長い)

  

 低重心でワイドトレッド、そして全長もほどほど。まともに動かぬわけがない車。実際、かなり気持ちよく走る車でした。

 mm 単位のステア操作にも意のままに反応して、なのに全体としては落ち着いた動きっぷり。落ち着いてヒュンヒュンと曲がり、町中でも ひじょーに運転しやすい。低重心の威力が炸裂している印象です。

 スイフト スポーツが見せる官能の軽快さとは異なって、地面にペタッと張り付きつつビュン!ビュン!走る感触かな。感触は違っても、意のまま感は近いモノがありました。
 町中レベルだと、気持ちよさの観点では、スイフト スポーツに分があるように思います。後述する速さは、BRZ が圧倒的かな。

 乗り心地もよいです。 RX-8 よりよいと思う。

 設計年次を考慮しても、ボディ構造からしても、剛性が全然違うはずですしね。ちなみに、と言うかもちろん、背の高いうちの大鳥居くんより格段によい。背が高いのに初期の緩さで乗り心地をだそうとしてフラれる大鳥居くんより楽ちんです。
 スイフト スポーツと比較しても、BRZ に分がありますね。サスペンション周りの剛性の違いなのかしら。重心の高さが違うから、違って当然ですけどね。それだけでない違いを感じました。

 試せなかったけど、首都高速を流すくらいだと とても楽ちんでしょう、きっと。RX-8 と同等以上に、長距離の移動も楽ちんです。きっと。

 あの乗り心地なら、車好きのファーストカーを立派に勤められるはずです。買ってしまえば、奥さんも乗り心地を理由に買い換えを言い張らないはず。
 逆に、高速道路のランプや山道を体験すれば、こういうのも楽ちんでアリだよね、くらい思うはず。世間相場+αくらいの低重心が威力を発揮する速度で、でもヒヤリと感じさせない運転をすれば、ですけど。

 低重心と適切に設定された剛性感は正義ですわ。(^O^)

 ブレーキの効きもよいです。RX-8 ほどの 強烈感は受けなかったけど、町中を走った印象では、とてもよく効いて感じました。
 RX-8 のように筑波 2000 でも不足を感じないほどか?は、やってみないとわかりません。が、自分が町中や山道を流すくらいなら、ノーマルのままで十分以上だと思いました。

 これ、車重の軽さも好影響を及ぼしているはず。

 全体として、とても運転しやすい車だと思いました。とてもどころか、ひじょーに運転しやすいです。
 スポーツカーの基本を持った車体にトヨタ的な日常性を持ち込んで、それがうまくハマっている印象です。

 ただし、ステアリングの重さは古典的。うちの大鳥居くんもそうだけど、スバルは古典的な「スポーツ」性を重んじるメーカーなのか?と。
 オレンジのメーター色も同様で、ここだけでもだいぶ古典的に見えます。暑苦しいし、夜間の長い運転では目と頭がボォ~っとしてきそう。これ、大鳥居くんも大同小異。スキッとした白色光で浮き上がらせればいいのに。

 ステアリングと言えば、太さと径は、違和感を何も感じない使いやすさがありました。

 続けてドライブ トレーン系のこと。

 スロットルの開き方とトルコンの食いつきが、いつもSモード。(^^;)

 全開をくれてやるまでは踏んでも踏んでも前に出なかったスイフトと真逆な設定です。出足の低回転・微少スロットル域から、2Lの出力を余すことなく引き出そうとしている設定でした。
 で、ビュン!ビュン!と速いが、いつもビュン!ビュン!で、いつも速い速すぎ

 のんびりペースで走ろうとすると、2mm 3mm の微少スロットルが必要です。こういうところからも、やっぱり古典的に感じました。
 悪い表現を使えば、下品な出足。速さ「感」に がっつき過ぎです。

 テストコースでいいからスイフト スポーツ( MT )に乗って「気持ちよさ」の再検討をしてみない?と、開発陣に申し上げたくなりました。(^^;)
 せめてモードスイッチを設けて、標準モードを選べるようにすべきでしょう。いつもエコモードで、モードスイッチによる標準モードが必要だと思ったスイフトの真逆。

 エンジン音の導入管は要りません。ボーボーとした音が低回転域で耳障りに感じ、高回転域でもけっして美しいノートではありません。ぽてちは無い方がよいです。

 アクセルを深く踏んで回していったとき。低回転域からグーンと回していくと、かなり力強い加速を見せます。速度もあっという間に乗る。さすが2Lの排気量があるわさ、といった感じ。

 ただ、それは中回転域までで、回転数が上がるにあわせて線形に力感が弱まっていきます。要するに、ストレスなく上までバーン!と回るけど、力感について言えば、トップエンドは「回っているだけ」感に近いフィールだと感じました。

 低回転域の微少アクセルでゴン!と出る力強さで演出した速さ感を土台に、中回転域でどこまで力を盛り込んで実際の速さをだすか。そういった設定思想ということかな?と推測してみる。
 中回転域が実質的な勝負どころになるターボエンジンが多かったスバルだから、NA では低いところの食いつきを重んじたのかな?なんてことも思ったり。

 ここで上記エンジン音の野暮ったさも加わって、エンジンが気持ちよい車ではないなぁ、とつぶやきが出たです。

 まぁね~、今はもう無い、低域を VTEC で補いつつトップエンドまで迸るように力が炸裂していくホンダのスポーツ VTEC を「いい!」と感じて渇望してしまう体ですからね~。σ(^^;)
 そのホンダですら、そういうエンジンの車を出せていないですしね。今どきの制約の中で実現したスポーツ NA は、こういうタイプになるのかな~とか考えました。

 自分の方がよっぽど古典的なのかも。(笑)

 総合して、エンジンを楽しむ系のスポーツカーではなく、実質的な速さに繋がりやすい低中回転の力強さとスポーツカーの基本を押さえた俊敏かつ運転しやすい走りっぷり、そしてそこに盛り込めている乗り心地のよさを大いに評価すべき。
 これ、大きな間違いではないと思います。

 誤解を招かぬよう繰り返しますが、 mm 単位のステアにも応分だけちゃんと反応する素晴らしく操りやすい車体で、安定感をも出しつつ、荷重を意識した操作をしたらもう・・・笑いが出ると思う。(^o^)
 開発陣が追ったのは、絶対的な速さではない。意のままの速さ。そう思うです。

 まだ続けます。v(^^;

 ぽてち的に、プロポーションは美しく見えません。特にリアのプロポーションが違和感を抱かせて、造形から「リアサスペンションの容量が不足していないか?」と思ってしまいます。

 現に、この程度で?と思う状況でリアが3cm ほど横に跳ねた。(^^;;;

 次は室内のこと。2ドア クーペの使い勝手の悪さを小さな工夫で改善する作り込みがなされていません。

 レバーの1アクションで前席シートバックを起こして前方にスライドさせるのは、普通の動きで、よい。問題は戻したとき。シートバックが直立してしまって元の位置に戻らぬのは、いかが?
 このことから、前シートを逐一調節するのを億劫に感じて、リアシートが荷物置きにすら使えぬデッド スペースになります。

 夫婦2人の家で、車好きの旦那がいる家でも、ファーストカーとしてはいかがなものか?になってしまう。内装のチープさよりも重大。このことが、BRZ の販売対象を狭めてしまう最大の欠点だと思いました。
 それと、小物を置く場所も少なすぎに感じました。

 長くて重いドアの内側、グリップ部の位置が遠くて、低い着座位置と姿勢から手を伸ばして開閉するのは女性に辛い作業でしょう。うちの相棒は辛いと言いました。
 アームレスト部にグリップ凹みを設けるべきです。

 エアコンのスイッチ類、いくつも並べて多機能感をだす意匠なのか? 数がある割には機能はいたって普通で、無駄に多く感じます。ごちゃごちゃして見えてしまう。

 うたい文句通りに若い人が購入の中心層なら、いいのだと思いますけどね。本当にそうなっているのかな?
 ぽてちはアラフォー以上が実際の中心購買層だと思っていて、もしそうだとすると、2台目3台目の『オモチャ』を買える環境の人でないと買えない車ということになります。

 ぽてち的結論。

 2台目の一人乗り用『オモチャ』を買える環境があれば欲しい。現実はそうでなく、正常進化した2代目の登場に期待。(^_^)
 それまで、「今どきこんなドアホな車が・・・」と思う大鳥居くんを楽しむです。(笑)
 
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ mixiチェック

|

« 超突発、浜金谷でピザ オフ会 | トップページ | 大鳥居くんと、きなこ揚げパン »

コメント

 なんか良さ気な車ですね(^o^)
 86/BRZは車に興味が無い相方が珍しくかっこいいと話題にしたような車ですんで、気にはなるものの「買えば?」には反応できず(笑)
 まだもうちょっとアルテに乗るんだとは言ったものの、ハイオクの値段の高さに気持ちがぐらついたりして…。

 エンジンが高回転域でトルク感が無いのは、AT向けの中低回転域にトルクを割り振ったセッティングにして、それを全車標準にした可能性がありますね。
 ウチのアルテもMT用とAT用では高回転域の吹けがまるで違うらしいので、スポーツ感の演出に使える事は判っているはずですが。

 フラット4が高回転域が苦手って事も無いでしょうし。

投稿: フックランナー | 2013.02.28 00:11

乗ることができたのは AT 車だから、MT だとまた違ったセッティングで印象違うかも。

でも、競り合って争うとかサーキット@@でタイムを出すとか最高速アタックするとか、
そうでない一般的な走行では低中回転で力を出すのが楽ちんなうえにキビキビ走って
実態として真に速いと思うです。

高回転でガタンと落ちるような失力感を出さずに綺麗に回って力感も線形に収めていく
ことに成功していると感じましたから、
「だいぶよくできた」設定、知的さを感じる今どきの設定だと思いますですよ。(^o^)

MT 車を未体験で言い切っちゃうのもナンだけど、
自分としては「これなら AT がいい」と思いました。「 AT『で』いい」でなく。

問題は、アクセルへの反応が敏感すぎること。
お初でディーラーから出るとき、いきなりスキッドしつつ出るなんて。(笑)
その後も、2 mm 3 mm の操作を忘れた瞬間、信号でドン!と出ることに。(^^;)

もう一つ、記事に書いたように、収納等、使い勝手の工夫がまだ不足していること。
トランクは広いですけどね。
そして、前に出したシートを戻すときのことが、と~っても残念でした。
サービスフロント氏と話したとき、ここは絶対に改良した方がいいと話しておいたです。
シートだけのことだから、やる気になればすぐできるんだし。

投稿: ぽてち | 2013.03.08 21:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/85522/56840747

この記事へのトラックバック一覧です: BRZ インプレッション(長い):

« 超突発、浜金谷でピザ オフ会 | トップページ | 大鳥居くんと、きなこ揚げパン »