総評( Nikon 1 V2 )
前のエントリーから、サクッと一週間。あらまぁ。(^^;
9日(日)には両神・小鹿野へと半日ドライブしてネタが生じたのですけどね。毎日の電車の中が行き帰りとも爆睡ゆえ、記事を書いている隙間がありませんでした。
で、タイトルのこと。
上の写真のような持ち歩き仕様が固まりつつあって、露出の癖と、現像作業の勘所もつかめてきたようです。
#しばらくぶりに見ると、かなりバリッ!と解像してますね。 P7100 の美点が出たです。
# P7100 もローパス効果を弱めてあるのかな~。
ストラップは Caplio GX100 で長く使っていたものを流用。日頃はハンディ長で、通勤鞄の中。ときに応じて首かけ長さのものにパッチン交換できるタイプです。
カメラが重くありませんから、両吊りの本格ストラップは必要ありません。コンデジ用の片側吊りタイプで十分です。長さもハンディ長が基本。その方が紐部を邪魔に感じず、鞄からの出し入れに便利ですし。
レンズシャッターが無いので紐つきレンズキャップ。キャップを無くすことはまずないのですが、落とすことは多いから。σ(^^;
紐がだいぶ長かったので、ワイヤレス モバイル アダプタを通して確実に常時携行できるようしました。ときどき、twitter にアップしてみたりしています。撮るのは食ってる物ばかりですけど。(爆)
露出傾向。「とりあえず写っている」優先で、マルチパターン測光でも暗部に釣られてプラス側に振れやすくしているように感じます。こまめに露出補正をしないとならないカメラかも。
AUTO ISO の上限が 3200 では、縮小してもチト使いづらい写真になる。次が 800 までの設定で、使えると思う限界の 1600 までの設定はない。上限 800 までの AUTO を基本としました。
AF 合焦時のピピッ音を消せません。正確には、メカニカルシャッターだと消せない。電子シャッターにすると音が消えるけど、ほぼ完全に無音になってしまって手応え等が無く、これは不快。不便です。
このことのように一眼レフなら存在する細かな設定項目がないこともあって、やはりコンデジ的な印象を受けます。なのに、上級コンデジならよくあって便利なユーザー設定モードが無く、半端な印象を受けます。
どういう位置づけの商品にするのか。今後、見直しが行われるだろうと推測させます。
Nikon のことだからすぐには止めないだろうけど、微妙かな?と思う。「1V」を一眼レフ方向によくすると、入門クラス「D」の立場が・・・ 入門クラス「D」の立場が無くなるとFマウントレンズの敷居が上がってしまい、それは中級機への敷居を上げること・・・ それは『大人の事情』ってやつが・・・
「1」は超高速連写や動画ウンヌンと言うには、やっぱりニッチ過ぎるし・・・ アダプタを介したFマウントレンズ超望遠遊びは、やっぱりお遊びの範囲・・・
1 V1 で落とした名誉の挽回で急ぎ 1 V2 を出したけど、この後 V は半端なまま放置されて、「なんでもいい」的に使ってもらえる J が中心になるのかな? んな推測が頭をチラチラ。
次に現像のこと。
なるほど、なるほど。カメラ側の設定でアクティブ D ライティングを OFF にしても白っちゃけ気味の理由が、わかったですよ。
周辺減光の補正を、デフォでバリバリに効かせてあるんですね。それでトーンが。(^^;
RAW 現像ソフト側で周辺減光の補正を外すと、印象が大きく変わります。ぽてち的には、より写真らしく見えるようになる。
なるほどね~。レンズを小型化した弊害を、強い補正で誤魔化そうとしているのねん。他社のミラーレス機でレンズをあまり小さくできてない(しない)理由が、こういうところにもありましたか~。
あわせて、Capture NX2 で周辺減光補正と同じところにあるシャープネスの設定も、デフォでバリバリに効かせてある。
あれこれを落としどころに落とし込んで、「切れ味鋭い解像」というわけでないレンズになった分の補いを、コンデジの手法でね、なるほどね~。コンデジ臭が漂うわけです。(^^;
ちなみにどちらもカメラ側で OFF にすることができず、やっぱり RAW 撮り&現像作業が必須のカメラでした。
もっと書いておくと、現像作業でも簡単には調整できない部分の本体側画像処理セッティングに、コンデジ的な傾向が盛り込まれているように感じます。言葉にできないけど、見て感じる風合いってやつです。
とゆー具合で、一眼レフのサブ機役を務めて務められないことはない超小型カメラなのだけど、APS-C サイズのセンサーを持つ一眼レフに肉薄する写真を期待せずに使うカメラだと思いました。
あくまでも、コンデジ+αの画質を期待できるコンデジ+αサイズのカメラ。
+αの大きさがあっても、通勤鞄に入るし、タンクバッグにも入るしコートのポッケにすら入る。
ぽてちが望んでいた『落としどころな大きさ』と『+αの画質』を得られるバランス点で、AF 速度も期待したレベルそのもの。実にちょうどのセンです。v(^_^)
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