カウントダウン
苦痛を和らげる方向の措置もとってもらいました。
血液濃度の低下が一段と進んで酸欠を起こしているらしく、ヨタヨタ、ハーハーな状況。もちろん、ほとんど飲み食いできません。
超音波映像検査の映像を見ながら、溜まっている腹水が食欲減退の原因ではない、とな。前回の検査のときと異なっていて、腫瘍が腸管を覆い囲んでいて、腸管が畳まれたようになっているそうな。
お医者の言葉の端々から、「意味のある打つ手は無く、ここまで頑張れただけで御の字。苦痛を和らげる方向で対処した方がよい」との意が伝わってきました。
やるならば輸血だけど、いっときの気休めであることは ぽてちもわかります。
改善を期待できないことは、わかっていた。もう限界に近いことも、わかった。
ならば、少しでも楽になれば。そう思って、お医者の勧めに従って、少し楽になるという注射をうってもらいました。
ぽやっとして少し楽になり、食欲も少し落ちる。そして動きが鈍って腹部(患部)への刺激も抑えられる。
そういう注射。モルヒネとかいうやつに似たものじゃないかと思います。
加えて強めの止血剤やビタミン剤もうってもらって、出血を少しでも抑えられれば、と。
緩和措置がさっそく効いたらしく、帰宅後に水を飲めました。その後、相棒の枕元や押し入れでヘバり込み。そして必至の面持ちでシーに出て、押し入れ戻ってへばり込み。
家族の日々が、もうあとちょっとだけのようです。(__;
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