奇跡の猫
静かに休んでいたいのに、お前ら煩しいよ。寄ってくれば五月蠅いし、狭いケージに無理矢理入れて、ヤなとこ連れてって酷い目に遭わせるし。放っておいてくれよ。
てなものでしょうか。(^o^)
三角になって座ることができるようになったので、座っているところへ正面から話しかける。するとソッポを向きます。あんちゃんも おねーちゃんも嫌いだ!って感じ。(^O^)
うつ伏せて顔を落とし、耳も口も肉球も真っ白。呼吸が荒く意識朦朧。絶命寸前の様相から時おり、声にならぬ かすれた声で弱々しく辛さを訴えていたのに。
昨晩からヨロヨロでも自分で歩いて、意思のままに動くようなりました。風呂場の扉前、居間の窓際、爪研ぎの上、寝室の専用ベット、相棒の枕元、猫砂の箱やキッチン脇のご飯台前。まだヨロヨロだし動くとしばらく休憩が必要なようですが、好きに動けているようです。
昨日は朝からカリカリに興味を示し、1日かけて、ほんの少量だけど食べました。昨晩も、醤油皿に載る程度だけど、やはり食べていた。カリカリだけでなく粥のようにゆるい猫缶まで、一晩かけて半分ほど なめました。
お医者曰く、奇跡の猫。
繰り返し感心していたそうです。真に奇跡だと思っているらしい。そして「動きまわって出血がひどくならないよう、大型ケージに入れておけ」等、ICU 級の重病猫扱いを勧めてきます。
でも、ホントその通り、奇跡。まさか食べられるまでに回復するとはね! 27 日の輸血に始まって、毎日々々無理して点滴に連れていってくれた相棒のおかげです。ぽてちは溜め込んでいた仕事が転勤で爆発していて、どーにもならずにいますから。
とりあえず、そんな状況。
この先はどうなるかわかりません。点滴を続けたとしても出血リスクが大きい状況。だけど、さすがに毎日点滴に連れていくわけにはいかず、錠剤に戻らざるを得ない。錠剤で効果があるのか?、お腹に刺激を与えず呑ませられるか?、腫瘍の進行はいかばかりか?などなど、楽観はまったくできない。
腸管が腫瘍で崩れてほぼ閉塞しているようだから、食べても戻すだけになる可能性が大きいし。
苦しくて辛い時間をちょっと先延ばししただけだと認識しています。奴も 人間も、2度苦しむのです。
わかっちゃいるけど、とりあえず嬉しい♪ そんな昨日今日。
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コメント
私も嬉し...
でも、切ない元気だね...
投稿: にゃびのママ | 2012.04.01 00:32