家族の残された日々
東京は本降りの雨。雨の中、今日もお医者につれていきました。
1週間たった血液検査の結果は、前と変わらず。
腫瘍からじわじわと出血していて、血液の濃度?、通常の1/3くらい。造血機能は働いていて、出血とバランスしているような状況みたいです。
そして見せられた細胞検査の書面通知は、電話で聞いた通り血管肉腫とな。猫には珍しいそうです。
食欲が落ちたら腹水を抜く。食欲が落ちたら腹水内に薬剤を投入して、出血部の表面から出血を抑える。
現実的な対処方法はその程度しかないようで。
止血剤、増血剤、ビタミン・ミネラル剤、消炎剤の投与を続けて、様子を見ていくだけ。薬が切れそうになったら再び通院。
そういうことになりました。今日は血液検査と薬で ¥4,100- 也。
食事量は少し戻っていて、小さな缶を1日で2つくらい食べるようになりました。水分も摂るようになって、シーの回数と量が戻り気味。ンチは、まだ回数少なく、1回あたりも小さいですけど。
しんどさが取れてきたのでしょう。人間の周りをうろうろする機会が増えました。
こういう切ない日々がやってくるから、もう飼うな!と強く言っていたんです。なのに親父がもらってきちゃって。(^_^;)
医療費を気にする相棒の言葉を聞けばムカつくし、言いたい気持ちもわかるから怒れずシンドイし。
うちに来た頃の姿が脳裏によみがえってくる ぽてちは、抵抗できるだけ抵抗する気持ち。猫だけど、家族だし。
でも、夏が限界かな。もっと早くて GW 前後かも。止血剤を飲ませ続けても出血が止まっていないのですから。
もう飼うな!と、強く言っていたのに・・・
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コメント
もう飼うな、もう飼わないと思っても目の前に助けたい命がいたら、それはもうめぐり合いなのです。
どんなにシンドイ思いをしてもね。
助けてあげたいけど助けられない命も見てきました。
相棒さんの気持ちもぽてちさんの気持ちも両方判ります。
医療費がかかるのは本当のことだもの。
ただ、どんなにしんどくなってもこの子達がいたから自分の人生に癒しがあると思ってます。
これからもっとシンドイと思う。
でもね、開き直ったぽてちさんだから、最後の最後には後悔しないと思いますよ。
投稿: | 2012.03.18 21:16
上のコメ、名無しのにゃびさんでした。
投稿: にゃびのママ | 2012.03.18 21:57
>>にゃびのママさん
切ないっす。(^^;;;;;;
食欲があるのに食べられず、せがんでくるから出すのに食べられず、せがみ続けながらどんどんヨタっていく姿。
今回は何とか、ぎりぎり何とかなりましたけど、すぐに同じことが起こるはずで・・・
でも、開腹手術等、猫の負担になることを依頼するつもりはありません。
辛い思いをさせるし消耗が激しいはずだし、その割には効果が大いに疑問だし。1 6 歳ですから。
どだい患部がはっきりしてないし。
医者も手術でどうこうとは言ってきません。
再び 1 0 日前と同じ状態に陥ったとき、早目にお医者へつれて行こうと思っています。
が、点滴の効果が徐々に失せていくのでしょうね。(^^;;;;;;
投稿: ぽてち | 2012.03.19 16:25
生きてる以上、終わりは必ずあるんだけど、実際目の当たりにするとそんな理性的には過ごせないのが人間ですよ。
でも、動物たちは自分が哀れだとか悲しいとか思ってはいない。
最期のその時まで、生きる事に懸命です。
はたから見たら無茶な延命でも、薬漬けでも、動物たちは自ら死にたいとは思わない。
見てる方は確かに、気持ちもお財布も辛いのだけど、どうか天寿を全うするその時まで見守る者として、ジタバタしてください。
東大の動物病院で診てもらいます?紹介しか受け付けてないけど、多分国内最高峰の医療が受けられると思います。
もちろん、今の病院を信用してらっしゃるんでしょうから、セカンドオピニオンの必要は無いんだろうとは思いますけどね。
もちろん、今以上は望まないってのも充分アリなだけの事を、今でもやれてるんだと思ってますけどね。
本猫がジタバタしてるうちは、ジタバタに付き合ってあげてください。
辛いんだけどね…。・゜・(ノД`)・゜・。
投稿: まるみ | 2012.03.21 01:21
体が大きくて基礎体力があるところに食いしん坊だから、何とか続いてる感じ。(笑)
もうちょっと小さいと、少なくともこないだの急激に悪くなったとき、終わってたと思います。
その前の、衰弱死寸前や餓死寸前、熱射病のときだったかもですが。
人間が何をどう考えようが、本猫は考えがあるのだか無いのだか不明なるも、とにかく生きようと足掻くものだと思います。
で、どうにも悪くなると、ぽてちや相棒にすがってくるんですね。(^^;
だから救えるものなら救いたい。
薬を飲まされたり、点滴をうたれたり、少々の外科的処置くらいで何とかなるならば。
古くは食事と部屋の提供で衰弱死からすくい上げて、注射と薬で餓死寸前からすくい上げて。
その後も薬とたまの注射で口内炎とつきあい続け、歯が無くなるまでやってこられました。
今回も、不評を覚悟でキンコン♪ダッシュで帰って、医者へ連れてってぎりぎり何とか。
急速に悪くなったところにちょうど決意できて、運がよかったです。
我が誕生日の週に、最高のプレゼントを運命からもらえた感じ。
だけど、さすがにもうダメかもしれません。
お腹のたぽたぽが変わらず、出血が続いて溜まっていることが読み取れます。
止血剤を飲ませ続けていてこうですから、注射をしてもらっても、あまり変わらないでしょう。
ならば外科的な処置でよくなるだろうか?と考えると、肯定的な判断には至れません。
血管肉腫という診断からして患部が複数である可能性が高いし、
手術に耐えられるだろうか?という疑問も大きい。年齢や今の体力からして。
かつて1歳2歳の頃にひどい大けがをしたときは、緊急手術で生き延びたのですけど。
さすがに、今は厳しかろう・・・と。
医者が勧めるなら即座に依頼するところですが、選択肢に挙げてくることもないです。
様子に一喜一憂しながら一日でも長いことを祈りつつ、耐えるしかないのかな、と。
ベッドにばかりいるようになりましたが、起きてくると人間の側にやってくる。
かえって切なくなります。
投稿: ぽてち | 2012.03.21 23:55