BRZ(AT車)試乗
お店の入り口にナンバー付き現車がポイッと置いてあったので、「唐突で申し訳ないが是非に!」と お願いして乗らせてもらいました。土曜日のことです。
パッと見で、試作車と書いてあった展示車よりきれいに見えました。外も、内装も。相棒も同様の感想を抱いたそうです。
素人にはわからぬ製造上の追い込みや磨き込みで、素人にもパッと見で違いが感じられるということでしょうか。
屋外にあると、店内展示とは大きさ感が異なってきます。で、見た目の印象としては、やや大きいと感じられました。
近頃の印象ベースがスイフトだから、大きく感じてしまうのでしょう。 RX-8 と数値比較すると、全幅ほぼ変わらずで、全長は約 20 cm も短いのですから。
あとはあれですね、背の低さやノーズの形状が長さを感じさせるのかもしれません。 S2000 がそう見えたように。
眺めながら、プロポーションが悪くないと思う。形だけでも4座ある車として、かなりのナイス バティ♪かと。(^o^)
形だけというのは本当で、運転席を自分の運転ポジションにセットすると、運転席シートバックと後席座面前端との隙間が実用範囲外になります。
乗り込んでみる。床面もヒップ位置も低く、スポーツカーだな~と、まず思う。
もちろん足を前方に投げ出すポジション。ペダル配置ヨシ。シート前端をちょっと上げられると、ぽてちの体格には楽。その面で完璧とはいかないけど、値段からしたら許さざるを得ないと考えて、タオルでも挟んで対処すればよいでしょう。
シートバックは十分な大きさがあって、小さくて背中が痛んでくることはなさそうです。乗れたのは AT 車だけど、シフトレバーの位置もたぶんヨシ。
エンジンをかける。通常の車よりはエンジン音やメカノイズが聞こえる。でも、音に神経質な ぽてちでも、問題になるような音量でも音質でもありません。
わざと音を導き入れる方向性が故に、よけい聞こえるのですよね。エンジンの音質やメカノイズに自信があるのでしょう。確かに、メカメカしさを感じます。部品点数の多い水平対向 DOHC エンジンだからでしょうか。それを楽しませる仕様、といった感じ。
ここらへんは好みの問題かな。ぽてちはホンダの DOHC エンジンで育ったようなものだから、メカメカしさやノイズを感じさせず なめらかに、そしてハジケていく感を持たせているのが好みになっています。
まぁ、好みの問題だし、期待と違う・・・と思うことはありませんでした。「これが水平対向 DOHC なのね~」という感じ。でも、できたらノイズ感少なく静かなのが好みだから、もし買ったら導管を塞ぐかも。
動かしてみる。左折で道路に出る。雨で路面が濡れています。おかげで後輪駆動な感触をよけいに感じられる。
スイフトの感覚が抜けずに踏んでいったら、ちょっとホイルスピンした気配。
この感触、期待しちゃいますね~。巡航速度を維持しながら、小さな舵角とわずかなアクセル調整で右に左に流していくときの、気持ちよくて楽ちんな感触を。(=^^=)
試乗は日中の都内町中。路上には車がけっこういて、歩行者がいる信号を4つ曲がって帰ってきただけ。どの程度のものなのか、わかりゃしませんけどね。でも、「楽ちん」を十分に予感をさせますですよ。(^_^)
ちょびっと踏んでみたときの感触では、エンジンは不足無く、過剰無く、といった印象。
ここは「不足無く」の方が鍵かな。 300 kg を 160 ps で蹴飛ばしていくバイクのパワー感に慣れてきてしまっている ぽてち、そうそう過剰とは感じないはずです。
それよりも、踏めたのは ほんのちょびっと、一瞬でしかないこと。回転計が上限までの2/3くらいまでですからね。2Lくらいの NA だとその先のつながりで過剰か否かを判断できるのに、そこまで回せていませんから。
低中回転域は おにぎりと違ってトルクがマトモにある、くらいしかわかりません。
上限までの1/3を越えると、勇ましい吸排気音が聞こえてくるのはご愛敬。例の、音を導き入れる管によるものでしょう。
とゆーことで、40 ~ 50 km/h の町中直線を4本と、停車して歩行者の横断を待つ信号を4つの試乗が終わり。
この程度だと 215 幅タイヤのグリップとバネの強さが完全に勝ってしまって、べったり&ゆるゆる前に進むのみ。サスペンションの動きっぷりの気配を感じることもできませんでした。
できることなら、首都高速をぐるっと流してくるくらいの試乗をできるといいのですけどね。つき合いのある優良顧客ではないし、試乗に次々と出ていく人気車だし、できることではありません。(^^;)
で、萌えたか? ・・・萌えたけど、悩乱はしませんでした。(笑)
試乗した道路環境が悪すぎました。(^^;
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