選手交代なのか
今号の週刊ダイヤモンドで、SONY の混迷と不調、そして凋落が大きく取り上げられていました。
それに時を合わせたように、CEO の交代が発表されたようですね。
かつては、きらり光るものを出したよね。ぽてちの SONY に対する認識はそれくらい。面白い製品がでなくなったと嘆いているわけではありませんが、気にはなります。
認識が薄い理由は、コンシューマー分野で SONY が柱としてきた Audio Visual への指向が、ぽてちは薄いから。そんなところでしょうか。
入学祝いで買ってもらった2代目ウォークマンの音に感動したことは確かですけど。まぁ、総じて Audio Visual とは縁が薄く。
どちらかと言うと、これかな?と思うのは・・・ 中学生の頃、うちにやってきた SONY のラジカセ。これがすぐに壊れてよく壊れたこと。上記2代目ウォークマンが、1年と半月で壊れて動かなくなったこと。
こちらの方が、SONY 製品に目を向けずにきた理由として大きいかもしれません。
と言いつつ、CLIE は手を出しましたけどね。現在の android 機のような使い勝手を期待して。ぜんぜん違ったけど。
近頃よく対比される Apple も、製品を一つしか持っていません。それもお蔵入りしていて、使っていません。
だけど~、ネットワークとソフトとハードが使い勝手よく融合されて&優れたデザインで提供される(クラウド志向な)サービスと、そこに載せるコンテンツを獲得して便利な新世界を切り開いた Apple に「お見事!」と思ったこと。以前にも触れたと思います。
同様のことを、かつて SONY も意識していたはずなんですけどねぇ。
現実は、先行き不透明な独自規格と無理を感じてしまう囲い込み策、事業部ごとにばらばらに感じる製品とサービス群、ばらばらで「思いつきか?」と思うような製品。そんな印象です。
これはネットワーク サービスで現在も感じているところ。So-net、反応の遅さもサービス コンテンツの羅列も支離滅裂なアカウント管理も、なんとかしなさいよ、と。So-net がヨタっているうちは、SONY の復活は遠いだろうと思っています。
どうしてこうなっちゃったのでしょうね。かつては、傍目から見ていてもキラリ光って見えたのに。
「大きくなり過ぎちゃったから」は、説得力に欠ける説明かな。トヨタだって日産だって大きいけど、いい感じで進んでいるように見えますから。
「 SONY が光っている」「ホンダの勢いが止まらない」と聞けば、傍目から見ていても世の中の先行きを明るく感じられたのですけどね~。
SONY は週刊ダイヤモンドに書かれる状況らしいし、ホンダはホンダ Jet の進捗しか見るべきものがないし。
いまや、「 Softbank が熱い」「楽天がまた調子にのっている」なんて言葉に、世の先行きの明るさを感じるべき時代になったのでしょうか。
にほんブログ村
| 固定リンク
コメント