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2011.11.26

殿の限界発言?

    

 社長というと、全権を握っていて、社業全般を総覧・指揮していると思われがちですが。そうでないことも、あるようで。

 ありがちなことだと、副社長が握る営業部門に対しては、業務も人事も実質的に口出しできないとか。
 同族経営なんかだと、たとえ大きくてもありがちじゃないかしら。二代目社長が、叔父である副社長と副社長率いる部門にアンタッチャブルとか。金に関しては母親である専務の聖域で、銀行も専務に全幅の信頼をよせていて、二代目社長が金が動くことをしようとすると母親の言いなりな範囲だけ、とか。

 同族経営でなくても、あるようです。たとえば、かつての本田技研工業。開発・製造部門と、営業部門が、まるで別会社のようだったとか。
 場合によっては、かつて多くの大名が実質的にそうだったように、有力者の合議体議長でしかないとか。

 下っ端も下っ端な ぽてちには、雲の上の世界のことはこれっぽっちもわかりませんけどね。社長というと全権を握る人のように思っていた。が、読んだり耳に挟んだりしてきたことから、そんなこともあるんだな、と。

 そこで ふと思った。菊川氏は、森氏が率いる財務部門にアンタッチャブルだったのではないかと。担当事業の盛り立てに力をふるってきた豪腕型のキャラや物言いが全権社長だったように思わせるけど、実はアンタッチャブルだったのかも。

 「つい最近まで知らなかった」

 これを「全容と詳細は、つい最近まで知らなかった」とすれば、ありそうな・・・

 そう言ったら言ったで会社の統治に問題があると突っ込まれるわけで、そう簡単に漏らせる話しでもない。

 まぁ、わからんですけどね。常に戦うキャラで、取り調べに対しても戦っているから出た言葉かもしれない。実は主導的に関わっていたのかもしれない。


 いずれにせよ会社全体としては事業好調らしく、こんな騒ぎがあっても社員の生活に重大な影響を及ぼすことなく済むだろうと思っています。
 あったらやだな~と思うのは、この機に、ここところず~っと不調らしいイメージング部門を放り出されること。(^^;)
 
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コメント

わいがやで有名なHONDAでもそんな感じなんですね!ただ社員の愛社精神には頭が下がります。何年もの海外生活を終え熊本に戻ったかと思ったらタイに単身赴任…ようやく役職定年迎え年金基金の何やらに収まった従兄弟…
仕事が面白くないと嘆いとります。もっと働きたいと…HONDA…良い会社だと思います。

投稿: 熊鹿夫婦 | 2011.11.26 05:34

ホンダの開発・製造部門と販売部門が別会社のようだったと言われるのは、先々代の川本社長より前の時代のことのようです。
傑出した2人の創業者がそれぞれ率い磨きあげてきた人材と部門を、ひとつに融合していくのは大変だったのでしょう。ワイガヤを提唱 した河島・久米両社長の時代は、ワイガヤがホンダ強みであり、まだ融合できていないトップ層をまとめるのに必要な手法だったのかもですね。融合の過程だったと、ぽてちは解釈しています。

で、キツイけど充実してて楽しい。自分が知る数人の方からも、それを感じました。(^_^)
みな目がキラキラ☆してて、笑顔がステキで、接しているだけで元気を分けてもらえるような。
他社の方々とノリが違うな~と、しみじみ思ったものです。(笑)

投稿: ぽてち | 2011.11.26 14:55

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