丸西屋で蕎麦と二度芋の田楽を食す
バスは平日3本。乗合タクシーが1本(火木は2本)。土日祝はバスが2本。やはり、なかなかの山里です。
もっとも、全国どこの鄙でもいっしょ、みんな車で移動が中心なのでしょうね。
道の駅遠山郷の情報館で教えてもらった蕎麦屋さんに向かいながら思う。ガスが渦巻いて流れる駒ヶ根高原の景色。天竜峡の景色。R418 脇の渓流や、随所に残る付け替え前の旧道跡。相棒を連れきて、見せれたらな~と。
バイクでタンデムは厳しいことでしょう。ぽてちも相棒もぜんぜん慣れていず、暑い季節は談合坂あたりでもう降参!となりそう。(^^;)
車ならば、もちろん十分にやれるはず。いま乗っている現行型のスイフトは、国産小型車離れした素直なハンドリングを持っていて、旋回バランスもきわめてよく、スイスイと曲がります。
足がよく動いてロードホールディングも良好、うねる路面の山道カーブ連続をドタバタせずにひらりひらりとこなし続けてくれる。乗り心地も・・・のび側が柔らか過ぎて「いや~ん」だけど、腹が立つ柔らかさではなく、総じて悪くはありません。
もっとも、通常グレードの FF だし重心も高いが故に RX-8 ほどのキレ味はない。うねる山道で速度が乗ってくると、のび側の柔らかさとトーションビームが馬脚を現すのと、重心の高さとで、RX-8 ほどの安定感もない。
でも、比べなかった ちび助と違って、つい比べてしまうあたりが凄い。まして、だいぶ追い込まなければトーションビームが馬脚を現すなんてことはない。その前に、延び側の柔らかさで運転者が音をあげる。
値段半額の国産小型車ですよ、これ。「たくさん載るのがよい車」ではない、きわめて貴重な車です。(それだけに、欧州向けのショックアブソーバーとシートをつけられたらなぁと、深々と思う・・・)
小さな車体と、このハンドリングで、舗装林道のオンパレードなんのその。高遠で泊まらず3日目の行程もその日のうちにこなしてケロッとしていられるはず。「日本の旅車」を勤められる車だよな~(^o^) と思う。
車が良くても、猫がいる間は、二人で泊まりは無理なんですけどね。(^^;)
さて、閑話休題で、二度芋の田楽を食べられる蕎麦屋さん。丸西屋というそうです。
山の中にあるお店にありがち、暑い日がほとんどないからエアコン無しとか、あっても利きが悪いとか。その手のお店かな?と思って入ったら、嬉しい見込み違いでした。(^o^;)ホッ
11:00 を回ってかなり蒸し暑くなってきていて、汗がだらだらになっていましたから。
あらかじめ注文を決めて来たようなものだけど、メニューを見る。もり蕎麦の予定を玄挽き蕎麦に変更。二度芋の田楽を食べるつもりなので、二枚蕎麦を選ばず。そして暑いからと、冷や奴も注文してしまう。
待っている間に暇で、見上げる。なるほど、丸西屋さんね。(イミフメイ)
色々な銘酒を楽しめるお店らしい。かぐらの湯併設の宿泊施設に泊まった人とかで、お酒が好きな人が夜に出向くにいいお店かも。(^_^)
最初にでてきた冷や奴の写真を撮っていると、二度芋の田楽の いろりセットが始まる。
ほほ~ こんな外観のものですか。(^o^)
しばらくしたら1本を奥に持って入って、少しして皿に載って出てくる。が、気を利かせてくれて「ガスで炙ってあるのだけど、炭火で香ばしくしましょう」と、いろりへバックすゆのであった。(=^^=)
そのまま忘れられて、出てきた蕎麦を食べていたら田楽の皿を片付けられそうになったのはナイショ。(笑)
それ、まだなんです・・・ と声をかけて、ようやく いろりから。
見ているだけじゃわかりません。ヽ(^◇^;)ノ
食べてみると、荏胡麻味噌が香ばしく焼けていて、まずはヨシ! そして、なるほど、ジャガイモの一種のような感じ。食感も、味も。
ちなみに玄挽き蕎麦はこんな感じ。
つやと、コシではない堅さがちょっとあって、郷土食堂や かじか亭で食べた富倉蕎麦を思い出す。富倉蕎麦ほど堅くないのですけどね。つなぎに何か理由があるのでしょう。
とりあえず全部たいらげた。食べ過ぎた。(゚▽゚)
食べ過ぎで眠くなるといけないので、出発のとき無水カフェインの錠剤を1つ呑んでおく。通常の服用量の半分です。
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