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2011.06.01

Coolpix P7000 雑感(2)

  

 Coolpix P7000 にちょっと慣れてきて思うこと、その2。

 撮れる写真がコンデジの範疇。何も不思議ではない、当然のことですけどね。

 悪条件で撮った写真の調整を始めると陥るノイズと解像(質感(階調))とのいたちごっこ。露出の、ハイライトとシャドウと主要被写体(の質感(階調)表現)との間の落としどころ探り。 GX100 と比べれば、ず~っと調整しやすいんですけどね。
 特に後者が一眼レフとは比べるべくもなく違っていて、ハイライトが飛ぶ飛ぶ、あっさりと簡単に飛ぶ。(^^;)

 撮ってみては確認・調整をするテストを繰り返していて思いました。再現できる明暗の幅の狭さをわきまえて使う必要があると再認識です。
 コンデジにしてはある方だと思いましたけどね。狭い範囲に収まるようもっと気を遣って RAW で撮り、調整しながら現像が、やはり必須かしらん。それは一眼レフでも同じだけど、気を遣うレベルを上げないと。(^^;)

 まぁ、センサーの大きさが大きさですからね~。処理技術がいくら進歩したといっても、物理的なものに起因することは大きく変わるわけがないです。
 代わりに得られているメリットもあるわけなので、妥協しなければならんです。小さく軽くて邪魔にならないという、大きなメリットがあるんだもの。妥協しなければならんです。

   

 光学系は、ちょいとコンデジ離れしている?と思いました。

 数少ない経験ではあるけれど、自分で撮って見たことあるコンデジ画像の中では群を抜く解像をしていると思います。一眼レフでも、高性能なレンズを使ったことないから見たことないですが。(笑)
 現像作業中に確認で等倍表示したとき、はじめは「えっ」と思いました。

 解像って、ある程度のものがあれば、それ以上いくら解像していても見るときは同じなんですよね。もちろん、ぽてちは等倍鑑賞や等倍での利用をしません。解像力にとりわけの恩恵があるわけじゃない。
 だけど、日頃は見られないものを見せられた驚き。(笑)

 高倍率過ぎると思うレンズの性能限界やら、後から気づいた回折限界なんてことからでしょうか。それなりにモヤってはいる。んが、解像はすごいものがあるですよ。ばりばりです。
 これって噂に聞くローパスを弱くしている効果? ED レンズを2枚も使っている効果もあるのかな?

  

 しかしだな、解像しても等倍表示したときわかるだけだし。F5.6 過ぎから小絞りボケを起こし始めるコンデジって、カメラとしてどうよ?と思うし。

 あぁ・・・ まとまらなくなってきた・・・ 今日の結論

 当然のことながら APS-C サイズセンサーの表現力には遠く及ばず、コンデジらしいピーキーな画質傾向がある。常時携帯する速写カメラに向かない傾向も、実はある。(操作に対する反応が、チトとろい) わきまえて使うべきカメラ。
 んが、エンジンが進歩していてレンズも良く、豆粒センサーのカメラにしてはだいぶ頑張っている。だからハマればズバッ!と写してみせる。好き者には面白いカメラ。スナップ用途でヒット率もそこそこ高い。だから使える

 んな感じ。(^_^)
 
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