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2011.04.08

漠然とした不安

 大規模停電の可能性と節電が喧伝されて計画停電が始まった頃の東京都心の夜。30 年ぶりくらいに夜の落ち着きが戻って感じて、けっこう気に入っていました
 必要と思う下限域の灯りは残り、無くても平気じゃんと思える灯りが消されていたためです。車の数も減っていました。

  土曜日晩の幹線国道

 30 年前と比べたら、それでもまだだいぶ明るい方だと思う。40 年前の子どもの頃の薄暗さと比べれば別世界と言えるほど明るかった。ひとつひとつの灯りが、明度・輝度・色温度ともに、明るさを感じさせるものになっているし。

   

 それが のど元過ぎれば熱さ忘れる・・・ という訳ではないでしょう。

 暖かくなって暖房需要が減ったこと、供給可能電力がやや増えたことや大口の節電、ピーク時が問題であることが認知されてきたことなどが理由じゃないかしら。
 駅のホームや構内、お店の看板や店内の照明、オフィスビルの照明などなどが、少しずつ灯されるようになってきて見えます。気持ちだけと言うか、世間をはばかって しるしだけ消しているようなところも出てきた。

 ちょっと残念。(笑)
 やる気になってやって、せっかく落ち着きを感じる夜の街を取り戻せたのに。

 ということで、電力の話し。と言うか、エネルギー

 3年後5年後の経済状況に、すなわち我ら庶民と呼ばれる経済力層の生活に、漠然と不安を抱いています。そういう人、けっこういるのではないでしょうか。

 ぽてちが不安に思う一番の理由は、もちろん電力不足。すなわちエネルギー不足が予測されるからです。
 すごく大ざっぱに言って、低コストで使えるエネルギーの多寡が、社会全体の豊かさ・貧しさを決める重要な要素だと考えるから。低コストなエネルギーの不足が予測される、イコール貧しさが予測される、となるわけです。

 原油が低価格で使い放題ならば、二酸化炭素と公害の心配をしながらも豊かな社会を維持できると思うのですけどね。もちろん、そうはいかないでしょう。
 原油価格は高値を維持することがあっても、高度経済成長期のレベルに下がることはあり得ない。まして、枯渇が心配されて幾年月。

 スーパーの品揃えを見ていて、心配が増したんですね・・・

 地震直後の食事商品払拭のときは別として、東京では世が落ち着いてきながらも一部商品が買い漁られたり入荷が不安定で棚が空になった時期。
 そんなときも、お高い系のスーパーで、お高い価格の商品は、棚に並んでいたんですね。一時的に無くなっても、すぐに戻る。少量ずつでも、こだわり系のお高い商品は戻る。

 まるっきり無かったのは、普及価格帯のスーパーの、大量生産な普及価格品。これが無い。

 今は、普及価格帯のスーパーでも、普及価格帯の商品の多くが戻っていますけどね。中には戻らぬものもあるし、不安定なものもある。でも、おおむね平常に戻りつつあると言える状況でしょう。
 そこでハタと気づいたこと。特売がなくなりましたよね。「あっ!」と思った。

 ぽてちのような庶民が依存している普及価格の商品は、低コストで豊富かつ安定して供給されるエネルギーを前提に、効率を突き詰めた工場で突き詰めた大量生産をするから、だから普及価格で買える。
 実質(一時的な)値下げである特売もある。その認識を新たにしました。

 工場を動かすエネルギーだけでなく、緻密な流通網が 24 時間、効率よく動いているからでもあるでしょう。ここでも、搬送のためのエネルギーが、道路を筆頭とするインフラの維持管理に要するエネルギーが、低コストで豊富に調達できるからこそでしょう。お店が普及価格の商品で満たされ、さらに値下げして売られる訳。

 25 %もの使用電力削減を行わなければならない今後、製造業が恐れる「工場が止まる」事態が常態化するわけですから、価格が上がりますよね~。もし緊急停電なんて事態が発生すれば歩留まりが下がって、もちろん価格が上がる
 それでも価格上昇を少しでも抑えようとすれば、だいぶ低質化させるか、雇用を減らして一労働力あたりの労働を密にするしかない。もしくは、賃金が下がる。世が海外産品の安さに頼れば、雇用はもっとる。
 さらには筋の悪い自粛世論が蔓延して、自粛災害とも言える業績悪化や倒産を招きかねない。そんなことも危惧される。危惧が現実になったら、また雇用が減る

 電力不足は要するに、普及価格帯商品の価格に上げ圧力をかけ、雇用と賃金には下げ圧力をかけるのじゃないか?と。
 もしそうなると被災地への復興支援や義捐どころではなくなりますね。

 かといって、原発の新設は、もうあり得ないでしょう。停止中の原発の再稼働すら怪しい。新エネルギーは時間とお金がかかるし、時間とお金をかけた後でも電力価格が高くなるようであれば物価上昇圧力であることに変わりはない。

 今月来月の話しでなくて、1年後、3年後、5年後。どうなっちゃうのかな~?と。贅沢をできなくなるとか多少不便になるとか、その程度のことで済まなくて、生活がけっこう苦しくならないか?と。
 そんな中でも、富裕層はダメージが小さいはずですけどね。品薄のものでも富裕層対象のスーパーなら富裕層向けの価格で並んでいたわけです。富裕層なら物は買えるし、電力だって自家発電の導入くらい、やる気になればできるはずで。

 気がかりなのは、自分のような庶民層の暮らし。もっとは貧困層と呼ばれる人々の暮らし。そしてその増加。ひいては犯罪や社会不安の惹起と視野の狭隘化、そして誤ったナショナリズムの蔓延。
 かつて日本が大陸の権益獲得と維持に向けて暴走を始めた出発点は、関東大震災じゃないか?と疑っています。

  偶然前を通った震災慰霊堂

 そんなことを含めてあれこれ、漠然と心配が湧いてくるんですよね~。(^^;)

 ということで、電力エネルギー不足は、うっかりすると道を誤りかねないインシデントだとも思い至り・・・

 とりあえず働かないと! そう思って日を過ごしていますけどね。平常の動きをできる限り維持して、さらには「より多く」「より良く」を心がけながら。

 もちろん消費も。日曜日はどこへ行こうかな♪ (笑)
 
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コメント

今日は房総へ行かれましたか?
朝、首都高速ですれ違ったように見えたのはきがせいでしょうか?(爆)
当方、九十九里から館山と周遊して来ました。
誘惑に負けてまた、ビンゴです。
次回は房総名物の?チャーシュー弁当にtryして見る予定です。

投稿: にゃびのママ | 2011.04.10 21:45

暖かくて天気まずまで、九十九里は気持ちよかったでしょうね~。
菜の花や桜を見ながら、ゆったりした房総半島を満喫できたのではないでしょうか。
そして BINGO!もうらやましい。(^_^)

ぽてちはせっかくの休日を、なんと不完全燃焼で終わらせてしまいましたです。(^^;

ちょっと早起きして西伊豆にでも行ってみようと思っていたのに、
現実は夕前に出発して秋葉原経由で横浜駅を見て帰ってきただけ。
走行距離 80 km ほど。

土曜の晩に低速チャットを楽しんでしまって、頭が回って眠れなくなってしもうたのです。
明け方近くまで眠れず、起きたら昼過ぎ。
猫が呼びに来て、引率されて居間に行ったら窓際で「そばにいろ」と。ぽかぽか。

これもまぁ、貴重な休みの過ごし方として、悪くはないかもしれません。
でも、たまのことにしておきたいです。(笑)

投稿: ぽてち | 2011.04.11 18:19

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