6気筒エンジンを見て思う
白馬ミーティングで Concept 6 を我が目で見て、あれこれ。いつものように目はエンジンを向いていたわけなのですが。
このエンジン、どんな車種展開をするのだろう?
それが、あれこれとつらつら考えるネタになりました。
予想外のところで、K1600 GT だか LT だかが、このエンジンを使うようです。BMW の DE サイトに出ている情報や、画像からして間違いのないところでしょう。
グランド ツアラーに載せてくることを予想外としてしまったのは、Concept 6 に騙されたという感じかな。(笑)
直列6気筒横置きというとホンダ CBX のイメージがあって、アホのように幅広で重く、邪魔くさいはずだと思い込んでいたのも敗因です。
CB1300 で大きく立派に見せることにも価値を置いたバイク作りの思想に触れていて、CBX の開発意図がやっぱり「すげぇだろ (^。^)」だと理解していること。それで、バイク用の直列6気筒なんてアホなものは、邪魔くさく作るに決まってると思い込んでいたのですね。f(^^;)
今でもアホなものだと思うから「どう使うのだろう?」と考え込むわけですが、実物は思ったていたよりもだいぶコンパクトに見えました。
幟の1車種で終わりそうな気もしますが、このサイズならば、もしかしたら他にも使い道があるかもしれません。
考えてみれば、今どき単一車種のためにエンジンを新しく起こすなんてアホなこと、量産メーカーができることではないですね。高額車に絞っていて販売数が少なくても、BMW はやっぱり量産メーカーです。逆に言えば、量産メーカーの資金と設備と技術と人材がなければ、エンジンなんて作れません。
いくら K1300 のエンジンを切った貼ったしたものだと言っても、これは新エンジンですよね。開発費がかかってる。小改変バージョンを含めて相応の数を売って、回収しなきゃならない。
4輪車のように、ブランドの地歩を確固として固められたところが1台を 1500万、2000万の値札をつけてもそれなりに売れるなら、単一車種専用エンジンもアリでしょう。でも、しょせんは2輪。画像を見る限り、500万円の値札も難しいはず。
とーぜん、複数車種に乗せることを考えているはず。
K1600 RR? ないない。(笑) んな大きく重いもの、競争に使えない。
K1600 GS? ないない。(笑) んな大きく重いもの、悪路で使えない。
あるとしたら、GL1800 GOLDWING 的なラグジュアリー ツアラーかなぁ。画像のバイクは欧州市場向けの GT で K1300 のノウハウを多く使って手早く出し、いずれはじっくり作った北米市場向けの LT を出す、と。
北米市場の購買力は底知れぬものがあるそうですから、いずれ LT で回収を図る意図で、自分たち好みの GT はお先に作っておくとか。(笑)
意外なところで、ストリート ファイター タイプがあるかもしれません。ファイトが目的でなく、プレジャー目的で。 (バイクでなく)6気筒エンジンに乗っている感や、(バイクでなく)6気筒エンジンを振り回す感、そこを目的としたプレジャー バイク。
プレジャー目的ならば、直列6気筒なんてアホなものだって、大アリですよね。アホくささが楽しいのだもの。(^。^) お金がある人ならば、そんな遊びに 300万円だってアリなはず。
そう考えると、Concept 6 のコンセプトをそのまま市販車のレベルまで仕立てたものが出てくるのかもよ。
意外や意外、Concept 6 は本当にコンセプト モデルなのかもね~。(^o^)
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