S1000RR
「この大きさ重さで 190ps ですかぁ。1.3t あった Accord SiR と同じじゃない。すごいな~」 売約済み実車をお店で見て、そう思うだけだったのですが。
あちらこちらの2輪 BMW 乗り blog で話題に取り上げられているのと、雑誌でよいしょ記事が書かれているのを見て、ふと気になりました。 実際のところ、どれほど売れるのだろう?と。
BMW の名に特別なものを感じる度合いが高いのは、やっぱりボクサーエンジンを積んだバイクだと思うんですよね。BMW が好き♪な人が、Super Sports タイプの購入にまで至るかしらん? Super Sports タイプは、BMW の設計姿勢と方向性や性格がやや違う気がしてしますし。
高性能なのにどんな人でも扱える柔軟性を持っていて、自然故障率や耐久性を含めて安心して乗れる面で、HONDA と似ていると想像します。さらに、バイク事故に対する社会の目への意識と自己規制を常に感じる HONDA の国内市販車にない、突き抜けたところも持っているようです。
だけど、一台だけのバイクに Super Sports タイプを選ぶのは、やっぱり若い人になると思います。若い人が、百花繚乱の Super Sports タイプの中から、ちょっと値の張る BMW の購入にまで至るかしらん? 販売店での部品の入手性と部品価格、メンテナンス費用も気になるだろうし。
Racing Team を持つ販売店やパーツ製造販売会社がレースに出場させるため。
BMW コレクター的に何台も持つ人が、こういうのも一台コレクションに加えるため。
Ducati やら Triumph やら外国産車を含めて複数台を持つ人が2台目3台目として。
当面は、やっぱりそんなあたりかな?と思いました。
総じて「おっさん」向けバイクと認知されている BMW が、若い人をも取り込むために投入してきたのではないか?とも思う。取り込んだ若い人が、将来は R なり K なりに移行しながら BMW に乗り続けてもらうための布石として。スポーティな印象の強い Ducati や Triumph(Speed Triple) が気になる人を、F800R や K1300 R へ引っ張り込むイメージ リーダーとしても意義があるかもしれません。
そのためには、トップカテゴリーでのレース活動を地道に続けないとならないでしょうね。是非、頑張ってもらいたいと思います。
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