面白かった茨城空港
日曜日の燃費は 17.5 km/Lほど。K1300 GT は、これくらいが普通ってところ?
さて、佐原を後にして、北浦に向かってみました。特に何があるということも、特段の目当てもなかったのですけどね。ちっちゃな子どもの頃に見たことがあるのかもしれません。でも、記憶には無く、初めて見るところです。
Nikon D40,AF-S DX 18-55mm F3.5-5.6G VR
とりわけのものもワインディングもないところだけに、ツーリングを楽しんでいる風情のバイクを見かけることもほとんど無し。湖畔の小道を2台で走るアベックの姿が、いい光景だ♪と思ったくらい。
予測していた通りの のどかな景色を見ながら、きれいに晴れ渡った空の下、空いた道をゆったりと気持ちよくひとっ走り。利根水郷ラインとあわせて、春らしい うららかなツーリングと言うか散歩と言うか。
そして北浦の次に向かったところが、予想外に楽しかった。楽しいというのとは違うかもしれないけど。茨城空港です。
軍用の百里基地に併設した民用飛行場で、飛行機便がほとんど就航しなくて、マスコミによるバラ撒き無駄遣いへの袋だたきでやり玉に挙がっていた。どうやら1日2便くらいらしい。
前知識はそれくらい。
たしかに、百里に民間航空用の飛行場を併設したって、降りた百里からどこへどうやって行くのよ? 百里に集まって飛行機に乗る人って、何人くらいいる? JAL の政治利用をしにくくなった今、就航する飛行機便がないのは自然だよねぇ。真新しい施設が、閑散としたたたずまいになっているのだろうな~。
そんなことを考えながら向かったわけです。
で、どこが閑散としているのよ。(^^;;;
Nikon D40,AF-S DX 18-55mm F3.5-5.6G VR
次々と車が入っていって、駐車場と建物の間に多くの人が行き来して、そして駐車場から車が次々と出て行く。その様子だけを見たら、どこの拠点空港だ?と思うくらい。
聞いた通りにだいぶ小ぶりな建物ですが、それはいいとして、中に入ってみても賑わっているんですね。老若男女が次々と、出たり入ったり。軽食コーナーも売店も、予想を「上回る」どころか予想を「覆す」賑わい。
不思議に思って飛行機搭乗に関する施設を見てみると、やっぱり飛んでいない。
これはいったいどういうことだ?と、戸惑ったのは短時間。すぐに気づきました。
地元からの見物客なんですね。
よく晴れて暖かな日曜日に、家族連れででかけてきた人々だったようです。開港してまだ1ヶ月。「どんなものか、見てみよう」で賑わっているのでした。車を使って一家で見物に来ている姿だけでなく、バイクもけっこうたくさん。
茨城県の人々にとって、茨城空港はいま、非常に強い関心の対象のようです。
だけど ぽてちは思いました。
空港施設の建設と周辺整備にかける費用を、首都高速小菅 JCT や中央環状線の拡幅、そして JR 常磐線の高速化や新宿乗り入れ便の実現に使った方が、茨城県民の利便性向上にも、茨城県経済の活性化にも、絶対にいいはずだと。
とは言ってもね~。茨城空港の新設は国費がその費用の大部分を占めているそうですから。国の予算となると支出根拠となる法や予算の枠組みがあって、転用は不可能なのだと思います。でも、もったいないですよね~。
最後に、面白かったもの。
どこに立っても、顔の正面より左が曇って見えません。
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