キャッシュバック キャンペーン
久々のカメラねた。
RICOH が GXR でキャッシュバック キャンペーンを始めたそうで。
案の定、と言うか危惧していた通りか・・・ 在庫一掃を図りたいモデル末期というわけではないはずだし、開発コストの償却がすんだモデル最後の薄利多売荒稼ぎでもないはずだし、きっと売れていないのでしょうね。(^^;)
DMC-GF1 とか PEN E-P2 や E-PL1 とか、くすぐられるカメラが登場している中で GXR の魅力って何? そう考えると、売れるわけないと思うもの。(^^;)
「GXR は、あくまでコンパクト機だ」 RICOH はそう言っているらしいけど、コンパクト機だったら S10 24-72mm F2.5-4.4 VC との組み合わせ。これ、豆つぶ撮像素子で、通常のコンパクト機より大柄になってしまうメリットが無いじゃんと思うし、レンズシャッターも無いし、豆つぶ撮像素子のコンパクト機にしては高すぎると思います。通常のコンパクト機の倍になりますから。
A12 50mm F2.5 MACRO との組み合わせでハイアマチュアねらい? ハイアマチュアがこぞってみんな買ってくれればいいでしょうけど、ハイアマチュアだって他にくすぐられるものがあるんじゃない? 他にもある欲しいものへの欲望を抑えて GXR を買う魅力、やっぱり疑問です。
GF1 か PEN でレンズを追加する方が楽しく遊べると思うし。APS-C サイズの標準画角にこだわるなら、真にコンパクト機のサイズで DP2s とか、あるし。
発売予定の P10 28-300mm F3.5-5.6 VC も要りません。買うなら、豆つぶ素子にふさわしい大きさでそういうレンズを持った本当のコンパクト機を買います。その方がずっと安いもの。
GR Digital ではハイアマチュアやプロのツボを突いた RICOH だけど、GX シリーズは大きく外してきてしまったな~。口や指で評価する人はそこそこいるはずだけど、本当に買うのは、RICOH ファンの一部と、合体組み合わせ遊びで楽しめる人くらいじゃなかろうか。
そう思って、売れ行きを懸念していました。
S10 の撮像素子がフォーサーズ並みの大きさであるか、A10 に手ぶれ補正を組み込んでいて、ともにレンズシャッターも備えていたら。今の価格でも、たぶん欲しいと思ったはず。
レンズ ユニットの実売価格が4万円ちょっとで、ボディ ユニットをつけると4万8千円。そういう価格だったら、いろいろ遊べるコンパクト機として ほちぃ!になったはず。
いちど発進してしまった方向性を変えるのは大変なこと。しばし苦難でしょう。カメラ事業から撤退とか、ならなければいいのだけど。(^^;)
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