やっぱり「さよなら」か?(CB1300)その二
自分の場合、500km 前後の走行が一日の相場。がんばった気分で 600km くらい。
出かけた先で疲労を感じずに動いて回れて、帰ってきたとき「楽しい一日だった♪」思いと軽くほどよい疲労感に包まれる。そういった 500km の日帰り外出を、さらっとこなしてくれる長距離ツアラー性能が必要です。
まして楽ちんなはずの高速道路移動が中心となる場合、たとえば往復たったの 400km しかない諏訪までで「疲れそうだなぁ」と思って躊躇するようではイカンのですね。
そんな要望からすると、CB1300 SUPER BOL D'OL は期待する長距離ランナーでない。わかってきました。
だいぶよい線いっているのですけどね。Wyvern Comfort EX シートを使えば自分の体格でも姿勢に無理が少なくて、日本のバイクにしてはかなりいい。余裕の大きなエンジンで、高速道路を淡々と走ることも可能だし、先を急ぐことも可能。エンジンが急かしてこない躾けぶりも、淡々と道を進めるのにちょうど良い。ハイオク ガソリンを入れれば、コンマ mm 単位の操作で意のままに動いてくれる。
なのだけど、まだ足りない。片道 150km になると出かけた先ですでに疲労してしまっているし、帰ってきたときにはへろへろに疲れ切ってしまう。
そうなってしまうのは、長距離ランナーとして微妙に不足していることがいくつか重なっているからだと感じています。かつて書いたように、CB1300 は長距離ツアラーとして作られていませんね。
ホンダならではの作り込みで見事にまとめて見事に角を丸めてあるから、ハーフカウルもそれっぽく見せるから、つい、期待しちゃいますけどね。「あんた、生まれはネイキッド スポーツだね♪d(^o^)」ってバイク。
まとめた落とし先が自分の求めるところと違うのですよ。なるほど、日本市場に見事に合ったバイクだわさ♪と。
1300 SUPER BOL D'OL は、自分の表現では中距離ランナー。東京都心からだと、房総半島や伊豆箱根を楽しく駆け回ってくるのがちょうどいいレンジだと思います。
雑誌のツーリング情報でも、それくらいの距離のルート紹介が通常であることに気づきました。もっと長くなると泊まりが前提。そして、「山道・峠道で楽しく走らせられること」をとても重んじてバイクに求めています。
なるほど、世が適当と認識して求める距離レンジはそれくらいなのか! 自分の相場とは 150km から 200km くらいの違いと、求めることにも違いがあった。
大発見をした気分。(笑)
当たり前なんですけどね。えぇ、わかっています。自分の考えている使い方は、ふつうは車でこなしますから。(^^;)
| 固定リンク
コメント