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2009.12.04

ハイオク ガソリンの効用(CB1300)

 あったり前のことなんでしょうけど、CB1300 でも、 Fuel Injection システム(FI)が何らかの情報(センサー情報?)を基に燃料の供給量や点火時期を調整しているようです。
 ハイオク ガソリンを使い続けてきて突如レギュラーに切り替えてみたその感触から、ほぼ間違いないと思いました。

 まず、アクセルを開けた瞬間の反応が鈍りました。薄く開けても軽くス~ッと前に出て行く感触から、反応が半呼吸おかれた感じで動きも鈍く、仕方なく開け方を増して、そこからヨイショ!っと加速を始める感触へ。さらに大きく開けていけば、さすが大排気量!と唸らせる怒濤の加速を始めますが。
 CB1300 に乗り始めたばかりの頃(仕様に沿ってレギュラーを使用)に考えたことを思い出します。「 CB400 と比べて、開け始めた瞬間の反応が鈍い。強大なトルクを持つから、初心者がうっかり開け過ぎちゃったときの安全設定だろう」と考えたこと。

 3,000rpm 少し手前から感じ始めるトルクの谷での落ち込み、すなわちアクセルを一定で加速していって加速が鈍る鈍り方が、強く感じます。ハイオクを使っていてもトルクの谷を感じるのですけどね。谷が広く深くなった感触です。
 信号停止からのスタート時に、薄くアクセル一定で緩やかに速度を乗せていく。(これは大排気量のなせる技で、乗用車的とも感じる所以) するとトルクの谷がシフトのタイミングになるのですが、シフトする毎に、加速の息切れをハイオクより強く感じながらシフトすることになります。ヨッコラショ!っとな気持ちで息切れに対処する感じ。

 これまた乗り始めたばかりの頃を思い出します。谷にさしかかるまでがあまりにもスムースかつあっけないので、対比として余計に目立って感じるのでしょう。

 この谷がある回転域は、微振動が多く感じる回転域と一致しています。もちろん、微振動が増えました。エンジンからのメカニカル ノイズも増えた

 鈍さとヨイショ!、谷とヨッコラショ!、微振動やノイズ。これら現象のいずれも、わずかなもので、微調整の範囲と感じる程度ですけどね。はっきりと感じ取れます。いずれもが、乗り始めた頃に感じられていて、ハイオクを使うようになってから忘れていたこと

 結論。たぶん、FI が噴射量や点火タイミングの微調節を行っています。CB1300 はレギュラー ガソリン仕様だけど、FI モデルならハイオクを入れる価値があると感じました。
 気温・湿度がともに好条件の今の季節だから、影響がよりはっきりと出てくるのでしょう。逆に言えば、悪条件の真夏も効果がありそうです。

 ちなみに、自分は神経質ですから~。(^^;) 好きなものでは、だいぶ細かなことにも反応してしまいます。(誤解や勘違いもたくさんありますけどね)
 タイプが違って気にしない人は体が感じていても意識にのぼらないはずで、要するに感じていないのだから、「レギュラー仕様車にハイオクを入れても意味がない」と考えていていいと思います。

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