この夏のイベント(2)
明神下神田川本店
Nikon D3,Ai 50mm F1.4S
最終候補に残った HONDA CB223S と HONDA CB400 Super Four だいぶ性格が違うと思われるでしょう。
実は、この2台の中間が、我が要望を満たすラインでした。
もし現在も存在したら VT250Fや Hawk CB250T。このようなものを意図していたのです。
今は、大型二輪とビッグスクーターの2ジャンルに人気があるようですね。最初に思い立ったとき着地点として頭にあった 250ccは、ビッグスクーターがカバーする排気量になっていました。排ガス規制が強化されて、いくつかのバイクが販売停止となったところに重なったことも選択肢を狭めたようです。
現行ラインナップを見て驚きました。頭にあるようなタイプが、まったく無い。
難しくない要望だと考えていました。2気筒の 250ccで 25~30馬力程度。運転姿勢がキツくなく、パニアケースと呼ばれるリアBoxを積むベースとなるしっかりしたリアキャリア等のパーツが世に存在するもの。これだけでしたから。
その「これだけ」が、難しい時代だったんですね。
ちなみに、スクーターは選定の対象に含まれません。大型も、免許が無いし重いしで含まれない。アメリカンと呼ばれるタイプやオフロードのタイプも好みでなく、400ccの単気筒も振動と音質が好きでなくて対象外。スーパースポーツと呼ばれるタイプは積載用パーツが難しいことと運転姿勢が理由で、これも対象外。
これだけ対象外にして、今どきでない VT250Fや CB250Tのようなバイクが頭にあったのだから、難しいのもまぁ当然ですね。
まいった事態はホンダだけでなく、国産他社や外国勢を調べても同じでした。
まいっていても進まないので意図に近いものを探して目がいったのが、CB223S と CB400 Super Four。どちらも当初のイメージに重なるわけではありませんが、ぽてち的には近く感じます。
イメージと合致する点もズレも、それぞれに長所と短所になります。
CB223Sは何よりもまずあれこれ経済的で、そして軽いのがいい。運転姿勢も楽そうで、これらは意図した姿にぴったり。街中の足として活躍しそうです。トコトコと根気よく走れば、郊外への足としても、たまの遠征でも使えることでしょう。
そして、ホンダ車だけにキャブレターでもそう手がかからず、長く乗れるはず。いよいよ経済的ですね。
CB400 Super Fourは、我が環境では利用必須の首都高速で安定して流れに乗れる瞬発力があって、しっかりとして見えるケース積載用ステーが存在します。VTEC機構を採用していることもあって、街中でトコトコ走るときも柔軟さを発揮してくれることでしょう。
インジェクション採用で、4発でも手間いらずに安定して動作することを期待できる点もいい。遠征から街中までをフレキシブルにこなすスニーカーとして長く活躍しそうです。
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コメント
予想通りの2車が出てきましたね(^_^;)
スクーター以外でボックスが付く前提だとオフ車は無いし、どちらかといえばヨーロピアンな人だし、ホンダ党が他に行くわけが無いとなれば、400FとCB223のどっちかでしょうから。
私だとカワサキの250Rも捨てがたいんですが。
しかし、排ガス規制のせいでどのメーカーもラインナップが冗談みたいに寂しくなりましたね。
どっちを選ぶ?となると、首都高を走ることもあるなら223より400の方が楽ですよ。
首都高は結構きついアップダウンがあるし、意外と高速で走ることになりますから。
ちょっと重くなりますが、今ならまだ体力任せに取り回せますよ。
維持費も車検があるにしても、月額にすれば223と比べてそれほど負担が増える訳でも無いですし、どちらにしろ定期整備はする訳ですし。
と、煽ってみる(笑)
投稿: フックランナー | 2008.08.27 01:33
>>フックランナーさん
完全に読まれていたようで。(^^;)
まぁ、嗜好も思考パターンも突っ走り方も、よく知られてますからねぇ。(笑)
想定する使用状況で安心して運転するのに求められる瞬発力と
価格の手ごろ感や取り回しのし易さ、積載用パーツの存在性などなど考えて
VT250Fの後継なんて考えが頭にあったのも読まれていたかしらん。
CB223Sは、おっしゃるように首都高速がチト苦しいですよね。
特に夜間の都心環状線。半端な空き方で流れが速いときは全線で。
存在感が小さく軽視されがちなバイクは
そういう状況でこそ流れに完全に乗ることが必要だと思います。
ぞんざいに抜かれるときの扱われ方が本当にぞんざいで、危ない危ない。(^^;)
かといって首都高速を使わないと都外へ出るのが非常に億劫で、
けっきょく家から半径5km前後圏のゲタになってしまうことが見え見え。
「アキバライナー」とか「ホリデーなまり節・猫缶号」が見え見え。(笑)
そうなると根元目的である「外出する機会・回数を増やしたい」に役立たないんですね。(^_^;)
そんなわけで、CB400SFを最終選定車種としました。
車両はずっと高いですが、ランニングコストはしょせんバイクの範囲。
消耗品の価格が CB223Sと極端に違うようなことはないでしょうし。
おっしゃるように、諸経費の差はわずかだし、車検の有無に関わらず定期整備は行うもの。
必要費用の違いは、意図する使い道での実用性の違いと捉えました。
ちなみに、フン回す気も、ぶっ飛ぶ気も、さらっさらありません。
そーゆーことをしたくなったら、向いている八兵衛を筑波に連れてってやります。
だから CB400SFを引退させるまでの間に、メーターのどこまで使うことになるのか興味津々。(笑)
投稿: ぽてち | 2008.08.28 16:01
>>フックランナーさん
コメントし忘れたこと。
カワサキの Ninja250Rも検討しました。
排気量。2気筒であること。出力。重量。燃費。考えていたセンにぴったり。
運転姿勢もパッと見ほどにはキツくなく、やや穏やかさがある設定です。
パーツの登場を待ってハンドルを上げてやれば対処できるかな?と思いました。
ただ、フルカウルのスーパースポーツ的デザインが、我が歳にしては派手すぎだなぁ、と。
カウルの下半分を取ってしまうことも考えましたが、
実物をのぞき込むと、人の目に晒されることを考慮していない処理で貧相すぎ。(^^;)
シートも片道 50kmを超える遠征にはチト辛そうです。あんこ盛りも難しそう。
そして、ケースをつけるベースとなるリアキャリアの登場が期待薄と考えました。
よくある許容加重3kg程度のものでなく、
公称は3kgでも実際は 10kgも載せられそうなしっかりしたやつの登場は難しいと。
そんなことから、一時は最有力に浮上しつつ、調べるにつれて隠れていきました。(^^;
各社のラインナップは、もう1年か2年すれば再び賑やかになってくれるのではないかしら。
ホンダも「バイクは収益事業だから力を抜かない」と言っているようですし。
まぁ、重量1kgあたりの価格を考えたら、車の何倍にもなりますものね。(笑)
投稿: ぽてち | 2008.08.28 16:23
まずは400の購入おめでとうございます。 あんまり煽る必要もなかった様ですね(^_^;)
VT、真っ先にこれだよなと思いましたわ(笑)
でもボックスつけるキャリアがあったか判らなかったのと、生産中止になっているから在庫を探してまで乗る程、強い思いがあるかなぁと考え直しましたけど。
投稿: フックランナー | 2008.09.07 22:46
>VT、真っ先にこれだよなと思いましたわ(笑)
でそ~。今も売っていたら、まず間違いなくこれでした。
VTRでなく、VTとか VTZって感じであったらなぁ、と。(^^;)
仮にそんなのがあったとしてもツーリング志向のバイクとは言い難いだろうから、
重い荷物を載せられるキャリアが存在したかどうか、ちょっと怪しいようには思います。
ちなみに VTRだと街中をヒュンヒュン走る志向のように見えます。
運転姿勢がキツイ部類に入りそうなことと、頑丈なキャリアが無さそうだったこと。
この2点から市場在庫を探す気持ちはありませんでした。
乗ってみて感じます。
CB400 Super Fourも、ややヒュンヒュン志向寄りの運転姿勢かな。
座面とハンドルをちょっと上げたいです。(^^;)
投稿: ぽてち | 2008.09.09 20:20