taspoの行く末
taspoというシステムに、どうも不健全なものを感じてなりません。
国民の意向を明確に問うことなく国会での深い検討もなく、行政府と行政府の指揮下にある団体の考えで静かに進められたように感じるからかもしれません。
集められる情報の内容や扱いについても、広く広報されていず、誰にどう利用されるかわかったものじゃないと思うことも不健全に感じる原因の一つです。
聞きかじった範囲ではスジがいいとは思えぬシステムに多くの費用が投じられて、それゆえか?安上がりな運転免許証による認証への認可は遅れたこと。これもスジの善し悪しや神の見えざる手より何者かの思惑が優先されているように感じさせ、それで不健全だと思うのかもしれません。
たぶんこれから、非難の声がまき起こることでしょう。町のタバコ屋さんは、年齢の高い人が営む零細な個人小売店がとても多いですから。大手への実質的な誘導、弱い者いじめ、零細は死ねと言うのか、などの切り口が簡単に予想されます。
大手マスコミが後期高齢者医療制度にからめてその声に乗っかったら、衆議院議員選挙で野党が利用を図るようだったら、個人情報の扱いについても指摘されるようになると思います。
自分の直感は、高齢者が営む零細タバコ店や小規模な準専業店が消えてなくなるか、taspoシステムがなしくずしに有名無実化するか、そのどちらかになると言っています。
小規模なタバコ店も事業意欲のある年齢層は業態をコンビニエンスストアへと転換させてきていますから、大きな影響はないのかもしれません。すると、前者になるのかな。
だいぶ高齢となってきた近所の○○さんちが営業を続けるうちは、極力○○さんちでカートン買いをするつもりです。たまの土曜日でないと買う機会を得られないのが困りますが。
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