Richoの進む道
強い陽ざしの下でもひんやり感じる林道で撮影
Nikon D100,AF-S VR 70-300mm F4.5-5.6
このときの室内温度、約 28度。外は森の涼気で体感25度くらい。東京は 33度とか言っていました。気温だけでなく湿気の感じ方も異なっていて、快適さが天と地ほども違うんですよね。
閑話休題、カメラのこと。
松下が来月投入してくる DMC-LX3に、Caplio GX200の新規客をけっこう食われてしまうと予想しています。GX200の後継機が GX100から GX200へと変わった変わり方と同じ路線を歩んでいたら、次なる DMC-LX4が出てきたときには新規客をほとんど総ざらいで持って行かれてしまうのではないでしょうか。
今回の DMC-LX3では GX100や GX200の魅力に追いつけていないところがあります。しかし、DMC-LX4ではほぼ完璧に追いついてきて、機能的には多くの面で超えてくることが間違いありません。なんてったって松下ですから。ある程度の数が見込めさえすれば、ユーザーの要望に徹底的に応えようとする松下です。自分が LX3を見送る最大の理由、EVFも採用してくる可能性が高いとにらみます。
だから、もっと大きなセンサーで感光性能の高いコンパクト機がその頃までに世に登場していなかったら、ぽてちも LXシリーズに流れる可能性があるんですね。
さて、追われる Richoのこと。GXシリーズのお客の多くをさらわれて、GRシリーズに残ったコアなお客だけを対象にやっていくのでしょうか。
それもアリだとは思う。売れる数が極めて限られる単焦点のコンパクト機を松下が作るとは考えにくいです。Richoは GRシリーズに残るお客をがっちり掴んで離さぬよう、GRシリーズを磨き上げていくのも一つの道でしょう。
しかし、ぽてちとしては、Richoに逃げ切って欲しい。
大手から追われることのまずない GRシリーズは現在の路線でいいと思います。が、猛追を受けることになった GXシリーズは、さすが Richo!♪と言わせるような快打を放って先頭を走り続けて欲しいと思うんですね。
GR、GXに続く GPシリーズを立ち上げるべきかと。今より少し大柄でいいから、一眼レフカメラが持つ操作性を可能な限り盛り込んだ G-Pro と言えるようなものを。
一眼レフシステムを持たない Richoは社内の食い合いを気にせずそれをやれるし、やるべきだとも考えています。
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