センサーとエンジンと(2)
便利だけどべらぼうに高くて重いズームにはしる計画を立てるか、いちいち交換する面倒があってもそこそこの値段で端正に写せて軽い単焦点をそろえていくか。そんなことを考えはじめてしまう理由の大きな要因が、左の方。
このレンズも、AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G(IF)も、どちらも歪みの面では似たようなものです。どちらも 35mm~40mm くらいの範囲でマシになるのですが、それ以外ではどちらも苦しいものがあります。街角撮りを主にしていると、直線の多い被写体が多くて苦しくなってきます。
この2本、歪みの面では似たようなものですが、解像と色乗りの面では少々ことなるようです。
キリリと撮りたいときは AF-S 24-85mm F3.5-4.5G(IF)の方がいいように感じて、発色よく色の厚みで撮りたいときは AF-S 24-85mm F3.5-4.5G(IF)がいいように感じます。もちろん、素人の自分が、感じる、といった程度ですよ。
とはいえ、街角撮りで気になる歪みは、2本とも、あきらめきれないレベルであるように感じてきました。そこで思いついたのが Capture NXにある歪み補正機能。使ってみたのが右の方です。
これもありかな? ありとすれば、少なくともべらぼうな値段のズームにはしる理由はなくなります。
前置きが長くなりました。ライカ M8 の写真を紹介している blogを見て回っていて感じることの続き。
人によりけり、人それぞれではあるが、共通して見える風合いの写真が多いこと。M8のセンサーとライカの画像処理エンジンに依る部分も大きいのではないかと考えている。そう書きました。
見て回っている blogの一部で紹介される写真の風合いが、だいぶ気に入ってきました。
どんな撮影をして、どんな画像生成を行っているのか。気になります。それらの要点を真似すれば、自分もうちの機材で簡単に似せた風合いを出すことができるのか?と。
一番いいのは、機材を2,3日借りて試させてもらうことでしょう。しかし、そんな機会は得られそうにありません。Adobe Lightroomも導入しなければならないでしょうし。
もっといいのは、M8を自分で買うこと。これは大きな大人になったら実現できるかもしれない級の壁です。(w
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