Ai Nikkor 50mm F1.4S
やっぱりカニ爪でしょう。
なんて。(w
ごく最近のお気に入りです。この Ai Nikkor 50mm F1.4S は、かつてF3で使っていました。D40で試したときは苦に感じて、試しで終わりました。自分がD40に求めるものと MF操作が相容れないのだと思います。
それがD3では大丈夫。大きくクリアで見やすいファインダーと精緻なフォーカスエイドのおかげでしょう。ヌル~っと動くピントリングと、回転角の多さのおかげもあるでしょう。広角レンズになると苦を感じてくるのかもしれませんが、50mmの場合はとりあえず大丈夫です。
こうしてたたずまいを見ると、昔の一眼レフの面影を彷彿とさせるものがあります。大きなペンタプリズム部。きらきらとした大きなレンズ玉。大人が持っていたかっこいいカメラ。憧憬をいだいたものです。
だいぶ大柄なことと、各部がだいぶ丸くなっていること。昔のカメラの端正なたたずまいとはだいぶ異なるんですけどね。やっぱりカニ爪が昔を想わせるのでしょうか。
撮れる写真は、6月8日と12日の記事に載せた通りです。色乗り濃厚で、コントラストも高いように感じます。歪曲は無いわけじゃないけどだいぶ少ない。価格以上のものを得られるレンズだと思いました。
かつては標準レンズとされて、多くの人に提供することを前提に設計されたレンズです。現代の AF-S 18-55mm F3.5-5.6G が評判よいのと同じことなのでしょうね。
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