大晦日
Nikon D3 + AF-S Zoom Nikkor ED 24-85mm F3.5-4.5G(IF)
12月30日の諏訪大社下社秋宮は、新年を迎える準備を進めていました。時おり雪が舞い、時に強く降る天候。気温が高く、根雪になる気配はありませんでしたけど。
ぽてちのオモチャ箱、振り返ると今年は特にカメラな年でした。
3月に自作 Linux Box遊びをしてみたものの、一通りねらい通り動くようになったら面倒に感じ始め、長続きせしませんでした。今は File Serverの Backupとして時たま動作させています。
夏にメインのデスクトップの中身を入れ替え。Intel Core2 Duo E6750を中心にしたシステムになりました。これは、オモチャ遊びというより、写真の調整や地図のスクロール中にパンパンとフリーズしてしまうのを何とかしようと迫られてのこと。後から思うに、グラフィックカード(Matrox Millennium P650 AGP 64MB)が逝っていたのじゃないかと感じています。
カメラな年の口火切りは、相棒用の CANON IXY Digital 800 IS。これはまぁ順当な話しで、オモチャ遊びな範疇ではありません。しかし、正月の秋葉原への初詣で購入しているあたり、予兆だったのかもしれません。
携帯性がよく簡便によく写る 800 IS に触発されて(?)Richo Caplio GX100 を GW直前に購入したのが、カメラな年の本番スタートになりましょうか。
こいつには手こずりました。初期の頃にあった AFの不具合です。購入店で2度交換しても不具合収まらず、Richoの銀座 SCで交換してもらってようやく安定しました。「Richoの初物には手を出してはいけない」との言葉を、身をもって味わった感じです。
GX100は、GX100特有のいい点も、至らない点も、コンパクト機のいい点も悪い点も、はっきりと感じさせるカメラですね。写真を撮ることを今までよりずっと楽しく感じさせてくれたカメラでもあります。それが、その後の一眼レフへののめり込みを招来したと言えるのでしょう。
以前から使ってきた Nikon D100 は、「写真として使える画質」を持つデジタル機で、素人にも手をだせる価格で登場した歴史的名機だと思います。しかし、スイートスポットが狭く、AE や AUTOホワイトバランス,色合いに癖があって、撮影後の調整に試行錯誤の手間をかける必要があります。(Capure NX Ver.1.3.0に導入されたピクチャーコントロール機能で、だいぶ楽に調整ができるようになりましたけど)
そんなわけで使いにくく感じていたことと、DXフォーマットで丁度よいと思う焦点距離域の VR ズームが無くてやっぱり使いにくく感じていたことが理由になります。購入当初に意図していたより利用頻度がだいぶ低く、現代的な(AE や AUTO WB,色合い,手ぶれ補正の)性能を持つ一眼レフを導入したいと考え続けていました。
そこで目に飛び込んできたのが Pentax K10Dでした。調べれば調べるほど,痒いところに手が届く仕様およびカスタマイズ性で、よく考え抜かれた操作性を持っていることがわかりました。
しかし、こいつにも手こずって、2度の交換&1度の調整修理です。レンズに SIGMA を選んだことから、レンズにも手こずる羽目になりました。
K10Dはすでにドナドナしてしまっていますが、半年弱で 5000枚と、自分にしてはだいぶ撮影をしました。ドナドナした理由を簡潔にまとめることはできません。今でもいいカメラだと思っていますが、あれこれ感じて、あれこれと考えて、自分にとっては敷居が高いドナドナ行為へと踏み切りました。
07年終盤を迎えて、Nikon D3 と D40 の導入。D3 は悩みに悩んだ末の予約と購入。D40 は D3 のポイントで付いてきました。特売にあたったため、非常にお買い得感の高い購入だったことも今年の締めによかったと思います。(実質 \36,295-)
両機については年が明けてからも追々書いていくことになると思いますが、どちらも踏ん切りをつけて正解だったと感じています。弩級のメイン機と小回りの効くサブ機が共通マウントでそろったため、レンズについても構想を練りやすくなりました。と言っても、そう簡単には購入できませんし、フルサイズ フォーマットで使えるレンズの中から選ばねばならぬ縛りもできました。
以上、オモチャ箱がカメラに始まってカメラに終わったような1年でした。
来年は、週末を体調回復にあてて寝て暮らすのでなく、撮影にでる機会を増やしたいと思います。また、撮影に関する知識を仕入れるようにして、楽しみをさらに増していきたいなと。
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