デフォは少しコンデジちっく(Nikon D40(3))
家の中でテスト撮りしていて、気に入りました。> D40
「ここがこうだったら」の希望は出てきます。Fnボタンが2つあって欲しいとか、測光方式の切り替えがそれで可能だったらいいのに、とか。やっぱりサブコマンドダイヤルがあった方が便利だよなとか、カラー設定にⅠが欲しいとか。
だけど、それを盛り込んでいくと D80になってしまうんですよね。代わりに得ている小ささ軽さと低価格ぶりを自ら選んだことが頭をよぎり、すぐに納得できます。
一眼レフにしては驚くほど小さく軽いこと。なのに機敏な反応はコンパクト機の比でなく、画質も APS-Cサイズ素子のそれであること。APS-Cサイズ素子の中でも高感度処理が上手であること。などなどから、軽快に写真を楽しませてくれそうです。
その画質ですが、デフォルトのはっきりした色の乗せ方や階調の持たせ方が、ちょっとコンデジちっくな印象を受けました。特に赤と水色。D100,D3の画風を見ている相棒からも指摘を受けました。(K10Dも赤と水色が濃厚に乗ってくる傾向がありました。K10Dの場合、線描は繊細なのに、色が全体的に濃厚な印象。少し不思議な感触でした。)
その解決のために。と言っても D40では RAW撮りをすることにしているので Nikon Capture NXでいじればどうにでもなるのですが、後処理で楽をするために。仕上がり設定をあれこれといじってみています。
とりあえずたどり着いたところが
○仕上がり設定
階調補正 -2(コントラスト弱め)
カラー設定 Ⅰa(sRGB)
彩度設定 弱め(-)
○露出
中央部重点を基本で、被写体によって補正をきめ細かく
面倒なときは分割測光で -0.7にしたまま後で調整
これ以上、落ち着いた設定はできません。期待通りになってくれなかったとしても、Nikon Capture NX による後処理を行えばどうにでもなります。それよりも、気軽に持ち出せることによる撮影機会の増加という、かけがいのない性能を誇るカメラだと思います。
| 固定リンク
コメント