究極のインスタントカメラ(Nikon D3(4))
3D-トラッキングもすぐに試してみたい項目です。
a3:ダイナミックAFエリアの設定を「 51点(3D-トラッキング)」にする。
前面のレバーでフォーカス モードを コンティニュアスAFサーボにする。
背面のレバーで AFエリア モードをダイナミックAFエリアにする。
ファインダーを見ながらシャッター半押しのままカメラを動かしてみる。
ふみゅ。これはだいぶ便利そう♪
動体を撮るとき便利なだけでなく、静体でもいいのではないでしょうか。能力の高いクロスセンサーのフォーカス ポイントで合焦させて半押しのまま構図を変えて撮影するときなど、使えそうに思います。
ちょっと気になるのは、カメラを静止させていても被写体によってはフォーカス ポイントがふらふらと動くこと。実際の撮影の場で試してみてから評価を下したいと思います。
フォーカスについてもう一つ気になることは、フォーカス ポイントが APS-Cサイズ素子機より中央に寄って見えること。画面端に近い部分に合焦させたいとき、十字ボタン操作だけで済む頻度が下がります。
状況に迫られたときは DXクロップ 514万画素にしてしまえば同じになりますが、それもなんだかねぇ。ここらへん、使い方に習熟する必要がありそうです。
動作を確かめながらこつこつと設定を進め、時おり行うテストレリーズの結果を見ていて ふと思いついたこと。
「こやつ、究極のインスタントカメラの素質あり!」
露出モードを、プログラムオート
測光モードを、マルチパターン測光
AFエリアモードを、オートエリアAFモード(か、ダイナミックAFモード)
(後者の場合、a3:ダイナミックAFエリアの設定を、51点(3D-トラッキング))
フォーカスモードを、S-AFサーボ(3D-トラッキング使用の場合、C-AFサーボ)
ISO感度設定の感度自動制御を、する
制限上限感度を、6400か Hi 1
低速限界設定を、1/60秒
撮影枚数3コマ ±0.3補正の AEブラケティング
レリーズモードダイヤルを、CH
d2:連続撮影速度を、9コマ/秒
このように設定して VRレンズをつけて撮らせれば、カメラに興味のない人でもしっかりした写真を撮れる率がだいぶ高くなるはず。インスタントカメラ化を進行させているコンパクト機と同じに、ズームとシャッターボタンの操作だけ。だけど、ヒット率はコンパクト機の比でなく高いはずです。
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