Nikon D3を触る
日曜日に、丸ビルで Nikon D3を触ってきました。
東京大手町が皮切りの Nikon Digital Live 2007というイベントです。
収穫は如何?
Nikonの係の人の前で実機を触らせてもらう。それだけで撤収してきました。
一番気になる「どんな画像になるのか?」について、収穫を期待できなかったからです。
試し撮りをさせてもらっても画像ファイルを持ち帰れず、2Lサイズのプリントを持ち帰れるのみ。小さなプリントを見てもピンとこないので、ハープを弾くお姉さん撮影大会には並びませんでした。
実機を触った印象は?
思ったほど重く感じない。(新型の AF-S 12-24mm/F2.8 装着状態)
シャッターボタンの感触、シャッターが落ちる感触、D100や K10Dとは別次元。
薄暗い会場内でも AFに迷いがなく、やはり D100や K10Dとは別次元を予感した。
秒9コマの連写は、かなり気持ちがいい。
そんな程度です。フラッグシップ級を使ったことがないので自分の中に基準がなく、評価のしようがないというところでしょうか。非常にしっかりとしていて、音や響きや手応えなど五感に訴えかける部分が、自分の知るものとは別次元であることを感じられたのみ。
筑波サーキットで NSX Type Sを2周させてもらったときと、似たような体験でした。味わったものを体が整理しきれず、ぼ~っとしながら帰ってくるパターン。体験を反芻しているうちに体が追体験を求めだすパターンでもあることも、経験が言うてます。(w
という具合で、ちょっと触っただけで帰ってきてしまいましたが、それで十分だと思っています。
Nikonのフラッグシップ機で、ボディの作りと性能に欠片ほどでも問題があるはずがない。じっくり作り込んだフルサイズで 1200万画素に抑えている撮像素子を使った絵に、破綻があるはずがない。もし何かあっても動作上の小さなバグで、ファームウェアで対処できる範囲だろう。
実機を見た瞬間にそんな考えが脳裏をよぎり、ここでネチネチといじくり回していても得るものが少ないうえに後ろの人がじれるだけだと思い、早々の撤収となったのでした。
総括。いいわ~♪ 抜群だわ~♪
ものを試して腹の底からワクワクできたのは、2.2L S2000の試乗以来です。
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