ピント改善のファームウェア V1.14 (GX100)
コンパクト機にしてはナチュラル系と言って悪くなかろうと思う範囲。はっきりとした色はぐいっと乗せてあるように感じます。しかし、中間色は階調があって、とてもいいんじゃないでしょうか。
色の再現性もまずまず良好。わかるほどに記憶色を強調せず、「まぁ、こういった色だったよね」と思うことが多い。ホワイト・バランスの精度も今日的な優秀さを持っていると思います。
購入当初に気になったノイズは、今は気にならなくなっています。「1/1.75inchで 1000万画素もある CCDならノイズがあって当然。無理に消して階調や解像をスポイルするよりいい」頭がそう演算するらしく、目に入っていて目に入らなくなりました。
あれやこれやで、だいぶ意欲的なせんを標準設定としてきているようですね。
コンパクト機の行き詰まりに対する RICHOなりの挑戦的解答。ということでしょうか。
ポケットに入るサイズで 28mm相当が使えるズーム機であることと、ポケットに入るサイズでナチュラル系の絵が得られること。手ぶれ補正機能もあること。自分の好みや用途からして、この3点で、コンパクト機での選択肢は Caplio GX100の一択でした。
希望を満たす一台が出るのを待っていてよかったと思います♪
もちろん、用途によって選択肢は変わるものです。だから別の用途には Canon IXY Digital 800ISを選択しています。Caplio GX100だけがいいカメラではありません。念のため。
IXY Digital 800ISの安定性には目を見張るものがあります。動作も絵も、驚くほど安定していて、いつもピシッと撮れる安心感はなかなかのものです。
さて、前置きが長くなりました。
Caplio GX100で問題だった AFの精度が、5月29日にリリースされたファームウェア Ver.1.14で改善されたようです。
室内でテストした範囲では、「これなら本当に合格でしょう」と思う状態になりました。
だいぶ疑心暗鬼になっていますから、安心はできずにいます。しかし、AF窓部分隠しの付箋紙を取り除くくらいには信頼してみる気になりました。サービス・センターに持ち込んで見てもらう予定も中止して、しばらく様子見をすることにしました。
これまたもちろん、一眼レフほどの精度を期待してはいけないと思っていますから、そういった目で様子をみてみます。
| 固定リンク
コメント