割り切り(em・one)
「もっと便利に使えないか」「もっとキビキビと使えないか」と考えながら、あれこれいじって遊んでいると。。。
痒いところをGパンの上からかいているようなじれったい気持ちになります。持っている機能を十分に活用しようとすると、電池のもち時間も短かすぎに感じます。
そらまぁ、そうでしょう。
しょせん WindowsCEですから、フル PCのようにはいきません。大きさと、重量と、機能と、反応速度と、電池持ち時間と、etc、あちらを立てればこちらが立たず。設計時の落としどころ探りがとても難しいことも、よくわかります。ボタンや端子の配置にしても、縦型利用なのか横型利用なのか、それで違ってきます。
使いやすい配置は、長年にわたるノウハウの蓄積をちゃんと活かす社内体制がなければ、いつまでも同じ失敗の繰り返しをすることになるし、そういった体制を構築するのはとても難しいこともわかります。em・oneの場合、クライアント(EMOBILE)の要求も無視できない難題となったことでしょう。
んで、結論というか、思い直したこと。
多機能だからって、あれこれやろうとすると歯がゆい思いをするのだから。
当初の目的通り、「PIM参照」&「通勤中のテキスト・ライター」&「PCで接続するモデム」、以上の3点にしぼって使うと割り切ることにしました。
「PIM参照」について、使い続けてきた CLIE TJ-37と比べると、見ようと思い立ってから実際に見られるまでの時間がだいぶ長く感じます。見られるまでの手順も多い。
だけど、CLIEではできなかったことができます。通勤中のテキスト・ライターになるし、特に PCでネット接続する高速モデムになるなんて大きな機能があります。単体でメールチェックもできる。だから割り切るべきだと考えました。
CLIEで使ってきたお気に入りの予定参照ソフトに匹敵する、または凌駕するソフトは見つかりません。しかし、自分で作れないのだから、仕方ないことです。
考え直して今日一日つきあってみると、だいぶツボを突いているお供でした。
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