プルプルを受け取ったとき、気温 23 度くらい。陽射しを受けていると汗をかく陽気。
チョトどたばたあって、昼に入った店を出たのは 15 時近く。陽射しの暑さが緩んできたところでした。
タンクほぼ空の状態でリセットをかけられているはずで、そこへ数 L 入れてもらって再びリセットをかけたのが写真。
走り出してから最初のガソリン量認識だそうで、
残量 0 の
航続可能距離 0 表示になっています。ちなみに
ODO は
3 km でした。
座面高が標準より 30 mm 高い
845 mm の
ラリーシートで跨がると、両足ぺったり。幅が細いからでしょう。
膝の曲がりは、標準シートでも痛まずに済むのが
GS の美点。ラリーシートだとなおのこと心配がなく、まるで意識してなかったです。
跨がったまま微かに傾けて感じる重さが R1200 RT より格段に軽くて、信号停車や駐車場で
緊張する事が無くて済みそうだと思うた。
とは言え質量は大きいのだから、用心を怠るとヤバイよ!と、自分に言い聞かせた。
そしてエンジンをかけて、
「これやっぱり
五月蝿いわ」(^^;;; 工場長が
「五月蠅いです」、相棒が
「五月蝿いね」と、 3 人で
畳み込む。(笑)
五月蝿いのが嫌いな ぽてち。排気口に焼売 1 箱つっこんでモグモグさせたろか!と思うた。(イミフメイ)
まず給油して、首都高速に入るまでの短距離一般道で。
軽快♪ 運転が
楽♪
比較対照が ケース 3 つ付き 290 kg の R1200 RT だから、感覚がおかしいとも言えますが。ケースを外した 270 kg でも重くしんどく感じていたことを考えると、受ける
重量 感 は、質量だけではないのだな、と。
このとき、ケースを 3 つ装着していました。鍵あわせで持ち込んであったトップケース( G310 GS から流用)と、新規購入のパニア 2 つの、計 3 つ。
238 kg に、空荷でも
20 kg 前後が加わわるわけで、重く感じるかな?と予想していた。 R1200 RT も G310 GS も、トップを付けると「重いものを載せている」手応えがあったものですから。
F800 GS は、空荷なら意識に上ってくることはないようで。ん? F800 GS もケース無しを身体が覚えると同じになるのかな?
軽快で運転が楽だと感じた話しに戻ると、楽なのは
軽く感じることだけでなくて。
車の後ろで
ギクシャクすることも、エンジンに
せっつかれることも無く、開けても思ったより
前に出てくれないといったことも
無い から。
発進時のエンスト懸念もほぼ無く、シフトはスコスコ!入って N 出しも容易だし、クラッチも軽い。苦に感じることが、とりあえず無い。
ブレーキはまだアタリがついてないから、利きが試乗車より弱く感じて、気をつけなきゃと思うたです。
アタリがつくと、サスペンションが柔らかめ故、前ブレーキ頼りはカックン!なりやすいです。←試乗車経験
すぐ首都高速に入って。
ワンダリッヒの
スクリーンをつけても、ヘルメットの
風切り音が五月蝿い。(^^;;;
胸や腹にあたる走行風は、標準のメーターバイザーより
めっちゃめっちゃマシなんだけど。騒音の元になるヘルメットは上 2/3 を走行風が直撃するから、
騒音は大差なし。
商品写真を見て懸念していた通り。希望より
高さ不足でした。(帰宅後にフラップを付けてみたので、その効果確認はまた後日)
左右方向、すなわち
幅も不足。
腕と肩にあたる走行風が、だいぶある。
わき腹をなめていく風も多い。
スクリーンが、
ある程度は緩和させていますけどね。
全体として、巨大カウルの R1200 RT に社外品の大スクリーンを付けたそれとは比べるべくもない防風性能。
これは脚にも感じるところで。R1200 RT ではカウルとシリンダーカバーに守られていたのが、 F800 GS は
脚の防風が無いと言ってよい。
ワンダリッヒの
ハンドガードエクステンションの効果は、寒くなるまでわかりません。
が、ハンカバを付けても
電熱グローブを積んで出るのが基本になりそうだと予想。(この点でも、真冬にパンチ穴グローブで足りた R1200 RT は凄かった)
以上、 23 度の気温で
汗をかきながらの首都高速で、
冬の高速道路は陽射しがあってもキツそうだと結論。(^^;
5 度 6 度の高速道路でも陽射しがあればセーターの上にストリートガードを着ればほぼ足りた
R1200 RT を基準に、+アルファ程度で衣類を
選んじゃ危ないですね。 23 年正月の西伊豆お泊まりの際に、 G310 GS でそれやって大失敗しています。(^^;;;
まぁ、
防風・
防寒 の性能について、
F800 GS は劣っているわけでなくて、あくまでも
ふつー です。
R1200 RT が異様なレベルにある、というだけ。
重さの苦を厭うて軽快さを選択した代償だと、
十分に納得 しています。
でも、
R1250 RT の防風・防寒性能とハイシートのデキに惹かれて、
今も R RT への未練がある。あるんだけど、トップを付けると 300kg になる。
これが R1300 RT になったら軽くなるとは思えず、普通に考えて装備増で現状維持か 5 kg 増、最大限の期待でも 295 kg でしょう。
やっぱり無い選択だな と、冷静に考える頭は言う。(^_^;)
その冷静さを、相棒のボソっと一言「また RT に戻る手もある」がまた出て、突き崩さないことを祈る。(笑)
逆に、暑さに繋がりそうな事。試乗のときからわかっていた事だけど。
足首から脛にかけて、だいぶ
エンジン熱を感じる。( R1200 RT のシリンダーカバーは効果があったんだな、と)
夏は対策を考えないと低温火傷になってしまうかもですが、スクーターにすら乗る気にならない昨今のクソ暑さからして、夏は乗らないと思います。(^^;
日本の夏は最早、
メッシュのヘルメットが登場しないことには危険で乗れないっすよ。(^^;;;
帽体を強化樹脂のパンチング。中の発泡材は、厚みを少し増して蜂の巣形状。快適さも安全に繋がるとの思想を持つ SHOEI が、出さないですかね?
再びラリーシートの事。標準シートの試乗車ではわからなかった事が、首都高速を走っていて感じられてくる。
座面が
前傾していないのが、かなり
良い。ただ、座面が
堅くて長時間はキツそう。実際、大黒 PA までの間に何度も座り直しました。
ぽてちには
幅も不足 で、ある程度の時間乗ったときの
股ぐら食い込みが必至。
シート加工に挑戦することになりそうです。ラリーシートは「同乗者の快適性は低下します」とあったことからも、要対策です。
そして、
そっか!と気づいた。座面が高くなったことで
上体が思ったより前傾する のも、標準シートの試乗車と違ったこと。
すぐに
背中がキツく なって、これも座り直しを重ねた原因。トータル走行時間が 1 時間半ばかりの首都高速巡航だったのに、帰庫する少し前には
腕が疲れて しんどく なり、減速を苦に感じ始めていました。
ハンドルライザー装着が頭を過る。
試乗で感じたように、ギア比は R1200 RT より
低速寄りだと、首都高速でも感じる。
高速巡航ではエンジン音が忙しなくなってくるはずで、
300 km 400 km をスパーン!と走っていく気にはならないだろうと、再び思うた。
この点でも、120 km/h からエンジンと車体の動きが波に乗り始めて本領発揮となる
R1200 RT が、
異様なんですよね。(^^;
気にはならないけど、風切り音と走行風で
疲れてしまわぬ速度で流している分には
十分にアリの範囲だと、あらためて思うた。
おかげで町中でも
車の後ろで合わせやすいのだし。
要するに、
F800 GS は高速道路を 140 km/h 以上で 2 時間も 3 時間も飛んでいくための特殊なバイクじゃなくて、
ふつーの大型バイク なんですね。
(昨今、1,000 cc を超えないのに「大型」と言っていいのやら)
ふつーの大型らしい
現実的なギア比でシフト頻度も妥当。力があって
速度回復が容易だし、 G310 GS ほど高速道路を厭わずに済みそう。
壁は渋滞で、でも R1200 RT よりは低速尺取り虫が楽なはず。問題は風切り騒音と冬の走行風で、でも
伊豆や南房くらいなら出かける気になれそう。
(出かけるイコール首都高速 20 km と高速道路が 100 km は必須の住環境)
前の車に合わせて低下した速度を回復させるとき、はっきりと気づいたのですが。
低回転域で無理ない範囲にアクセルを開けると、 R1200 RT では感じられなかった 2 気筒らしい
プルプル 感がある。
もしかして、
不等間隔爆発、
始めてます?(笑)
始めてたら、トラコン切ってガンガン開けてタイムを削る系の走り方をできる人は、開けやすいはず。そういう人にとっては、持ってる出力を使いやすくて速いバイクでもあるはず。(あぁ・・・ NSR500 の勇姿が・・・ な、ぽてち(笑) )
ぽてち的には、地方の空いた県道を右に左にトコトコ走ると気持ちよさそうだな、と思うた。
R1200 RT や G310 GS より、ぽてち的ツーリングに向いている予感。
サスペンションの
印象 は、大まかに、前が R1200 RT より柔らかく、後ろは少し柔らかい印象。首都高速の継ぎ目が大いに快適だった G310 GS と比較すると、前後ともだいぶ固い。
馴染んできたら少し変わるはずですが。
両車との違いを継ぎ目で表現すると、継ぎ目を「嫌だな」と少しだけ身構えるほどでないが、何も無かったかのようにこなすわけでもない。
継ぎ目の嫌さ加減の体感比は
CB1300 SB >> K1300 GT >> R1200 RT > F800 GS > G310 GS
電動
ダンピング調整のモードが
Road と
Dynamic の
2 通りだったのが、チョト意外でした。
「
ゲレンデ」の記号性からも、出力等モードに
Enduro があるなら、ダンピング設定も持っていてよいように思って。でも
800 の方は「
シュトラッセ」寄りの仕立てだから、と納得しておいたのだけど。
取説を読んでいて、出力等モードを
Enduro にすると、ダンピングも自動的に
Enduro になることを知る。(^^;
電動プリロード調整は、「 1 人」,「 1 人+荷物」,「 2 人」の 3 通りで変わらず。なんだけど、帰庫後にシートを外してみて気づいた。
1 人のとき以外は空気圧を上げる必要があって、
面倒臭い。(^^;
出力特性等のモードは
Rain ,
Road ,
Dynamic に
「 Enduro 」が加わっていました。向けたダンピング設定が無いのに、
なんであるの? 意外に思っていたら、上記の顛末。
どんなものなのか、そのうち試してみようと思いつつ。自分は使わないモードだろうとも思う。
初回生産限定版に付いている、
シフト アシスト。そう言えば付いていたなと思い出して、試してみた。
2 速へのダウンで使う気になるほどスムーズじゃないけど、 R1200 RT より
スムーズになっていた。
6 → 5 → 4 なら常用してもいいくらい。 4 → 3 も、状況によってはアリ。アップ側は、 3 → 4 → 5 → 6 で常用できるスムーズさ。状況によっては、2 → 3 もアリ。
チェーンドライブ故、チェーンがショックを吸収している部分もあるみたい。
普段はついつい普通にシフト操作してしまうのだけど。これがあると、深く疲れてきたとき助かるんですよね。
車種固有の特性ではなく、多くの BMW 2 輪に共通したとびきりの性能。それは
積載性。
F800 GS も、純正ケースを 3 つ付けられるんですよね。 R1200 RT の 49 L トップを付けられないのは大いに残念ですが、パニアは R1200 RT に遜色ない容量があります。
素で荷物が多くてお泊まりツーリング志向の ぽてちにとって、メチャメチャ有り難い性能であり、必須の性能であり。
49 L トップを使えないことで、トップに同じような量・大きさが入らない、となりますが。どうしてもの時は、トップの
代わりに純正『
ソフトバッグ L 』を付ければ 50 L あって、
60 L まで拡張可能。ケースより軽いのも良い。
持ち去り or 切り裂きの盗難と、雨天は防水性のインナー頼りなことが心配として残りますけど。
で。大黒 PA の売店でまとめ買いした中華饅他の保冷バッグ 2 つと菓子箱 3 つを、パニアを拡張せずにきっちり飲み込む。
折り畳み椅子と予備グローブ、ウィンドブレーカーの他に、想定外でタンクバッグまで入っていたのに。
写真機材を欲張らなければ、 2 泊 3 泊のお泊まりツーリング荷物と土産をしっかり飲み込むはずです。
2 台を F800 GS に
まとめる気になる少し前に、年末に車で行くつもりで
宿を予約した西伊豆お泊まり。 F800 GS で行く気になる可能性あり。
てなところ。長くなりました。(^^;
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