2024.11.25

プルプル登場なるも、ありがちな寝週末


 先週のこと。

 土曜日の天気が悪くなかったら、 1 年 11 ヶ月ぶりにバイクで出かけてみるかな? せっかく乗り換えたことだし。
 と、考えた。

 ネタは、撮影講座で以前行った地点へ、撮影の復習で。とは言え、早朝出発できる時間に起きられないと、中央道が酷く渋滞する。そうなったら復習をあきらめて、朝の気配が残るうちに出発。房総半島を県道中心に走ってくるか。

 など。

 予報を見ると天気が良さそうだったから、金曜の帰宅時にソフトバッグ S を倉庫部屋から持って上がり、 カメラ 2 台と予備電池やブロワーを入れておく。(まずは軽めにするつもりでソフトバッグ S )
 着けたレンズは Z 24-200mm f/4-6.3 VR と Z 24-120mm f/4 S 。三脚は出発前の試行錯誤で、積めたら 2 型を。厳しかったら 1 型を積んでいこう。

 このとき L プレートを 付け忘れていた あたり、金曜日に仕事で大ボケやらかしたのと同根の ボケが続いていた 模様。(^^;

 予報気温からして、防寒を重んじて衣類を選ぶ必要がある模様。朝は 10 度を切るようだし、日中も上がらぬ予報。
 インナーを付けたストリートガードと 2 in 1 グローブを考えておいて、調整シロは雨具と電熱グリップのつもり。
 ハンカバはそのうち、暇があってやる気になったとき付けよう。

 ここで「参っちゃったなー (^^;;; 」のときのパターン。

 やらかした大ボケが気になって、グズグズ ただ起きていて寝ない。ストリートガード・パンツの準備もせず、ナビの地点登録もせず、グズグズ。
 床についたのは 2 時過ぎだったか。こりゃダメだろう と思った。(^^;

  4 時過ぎにトイレで起きたとき、早朝出発にちょうどいい起床時間だったけど、どよーん と眠くて布団に戻る。(^^;;;
  8 時半頃に再び目覚めて、房総へ行くならまだ間に合うと思いつつ猫のご飯を出して、自分も朝ぐあんを食べる。

 食べたらもう終わり。どよーん と眠くなって、布団に戻る。(^^;;;

 次に目覚めたのは 12 時過ぎだったか。完全に終わり。(笑)
 以降 1 日中、食っちゃ寝を繰り返して土曜日が終わりました。

 仕方ない。明日、房総半島にピーナッツ買いに行くくらいはしよう。


 日曜日。平日の 30 分遅れで目覚める。

 この時間なら、駐車場で何かを始めなければどんなに遅くても 8 時半や 9 時に出発できて、房総半島へ行くのに大きな問題はなかろう。帰りのアクア渋滞は覚悟だな。
 など考えた。

 猫にご飯を出して、自分も用意して食べて。一息ついていたら、猫がデザートを要求。デザートも出して、ベランダ煙突の一服。

 煙突を終えて部屋に入ると猫が「いっしょにゴロ」を要求で、何度も 振り返って顔を見ながら寝室へ引率可愛い のよねん♪
 猫ベッドにゴロンしたところで ぽてちも横にゴロして、なでなで開始

 房総半島が、終わり ました。(笑)

 次に目覚めたのは昼直前

 これからでも、大黒 PA へ中華饅頭を買いに行くくらいはしよう。そうだ、大黒から戻ったら、次のために満タンにしてから帰ってこよう。
 まず昼ご飯だな。。。

 用意して食べて終えて。ソフトバッグ S からカメラを 1 台抜いて、財布とスマートフォン、その他小物を入れる。
 次はストリートガードパンツの準備。降り積もった埃をベランダではたき落として、外してあったインナーを探して着けて、新しいサスペンダーもつけた。

 ヨシ!

 大きな満足感 に浸りつつ、次はアンダーパンツを引っ張り出さなきゃ。あ、寝室に入るついでにお布団ネルを作ってやろう。(かけ布団を縦に折ってトンネルを作る)
 と、寝室に入ったら どよーん と眠くなって、お布団に吸い込まれる。(火暴)

 中華饅頭の野望も 潰えた。(火暴)


 この週末の成果は(再掲)


 1 年 11 ヶ月も眠っていたストリートガード・パンツの 準備がなった こと。
 大満足♪ (火暴)

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2024.11.19

80 km で F800 GS の感想再び(チョー長い)


 プルプルを受け取ったとき、気温 23 度くらい。陽射しを受けていると汗をかく陽気。
 チョトどたばたあって、昼に入った店を出たのは 15 時近く。陽射しの暑さが緩んできたところでした。

 タンクほぼ空の状態でリセットをかけられているはずで、そこへ数 L 入れてもらって再びリセットをかけたのが写真。
 走り出してから最初のガソリン量認識だそうで、残量 0航続可能距離 0 表示になっています。ちなみに ODO3 km でした。


 座面高が標準より 30 mm 高い 845 mmラリーシートで跨がると、両足ぺったり。幅が細いからでしょう。
 膝の曲がりは、標準シートでも痛まずに済むのが GS の美点。ラリーシートだとなおのこと心配がなく、まるで意識してなかったです。

 跨がったまま微かに傾けて感じる重さが R1200 RT より格段に軽くて、信号停車や駐車場で緊張する事が無くて済みそうだと思うた。
 とは言え質量は大きいのだから、用心を怠るとヤバイよ!と、自分に言い聞かせた。

 そしてエンジンをかけて、これやっぱり 五月蝿いわ(^^;;; 工場長が五月蠅いです、相棒が五月蝿いねと、 3 人で 畳み込む。(笑)
 五月蝿いのが嫌いな ぽてち。排気口に焼売 1 箱つっこんでモグモグさせたろか!と思うた。(イミフメイ)


 まず給油して、首都高速に入るまでの短距離一般道で。 軽快♪ 運転が

 比較対照が ケース 3 つ付き 290 kg の R1200 RT だから、感覚がおかしいとも言えますが。ケースを外した 270 kg でも重くしんどく感じていたことを考えると、受ける重量 は、質量だけではないのだな、と。

 このとき、ケースを 3 つ装着していました。鍵あわせで持ち込んであったトップケース( G310 GS から流用)と、新規購入のパニア 2 つの、計 3 つ。
  238 kg に、空荷でも 20 kg 前後が加わわるわけで、重く感じるかな?と予想していた。 R1200 RT も G310 GS も、トップを付けると「重いものを載せている」手応えがあったものですから。

 F800 GS は、空荷なら意識に上ってくることはないようで。ん? F800 GS もケース無しを身体が覚えると同じになるのかな?

 軽快で運転が楽だと感じた話しに戻ると、楽なのは軽く感じることだけでなくて。

 車の後ろでギクシャクすることも、エンジンにせっつかれることも無く、開けても思ったより前に出てくれないといったことも 無い から。
 発進時のエンスト懸念もほぼ無く、シフトはスコスコ!入って N 出しも容易だし、クラッチも軽い。苦に感じることが、とりあえず無い。

 ブレーキはまだアタリがついてないから、利きが試乗車より弱く感じて、気をつけなきゃと思うたです。
 アタリがつくと、サスペンションが柔らかめ故、前ブレーキ頼りはカックン!なりやすいです。←試乗車経験


 すぐ首都高速に入って。

 ワンダリッヒのスクリーンをつけても、ヘルメットの 風切り音が五月蝿い。(^^;;;

 胸や腹にあたる走行風は、標準のメーターバイザーよりめっちゃめっちゃマシなんだけど。騒音の元になるヘルメットは上 2/3 を走行風が直撃するから、騒音は大差なし
 商品写真を見て懸念していた通り。希望より高さ不足でした。(帰宅後にフラップを付けてみたので、その効果確認はまた後日)

 左右方向、すなわち幅も不足腕と肩にあたる走行風が、だいぶある。わき腹をなめていく風も多い。
 スクリーンが、ある程度は緩和させていますけどね。

 全体として、巨大カウルの R1200 RT に社外品の大スクリーンを付けたそれとは比べるべくもない防風性能。
 これは脚にも感じるところで。R1200 RT ではカウルとシリンダーカバーに守られていたのが、 F800 GS は脚の防風が無いと言ってよい。

 ワンダリッヒのハンドガードエクステンションの効果は、寒くなるまでわかりません。
 が、ハンカバを付けても電熱グローブを積んで出るのが基本になりそうだと予想。(この点でも、真冬にパンチ穴グローブで足りた R1200 RT は凄かった)

 以上、 23 度の気温で汗をかきながらの首都高速で、冬の高速道路は陽射しがあってもキツそうだと結論。(^^;
  5 度 6 度の高速道路でも陽射しがあればセーターの上にストリートガードを着ればほぼ足りた R1200 RT を基準に、+アルファ程度で衣類を選んじゃ危ないですね。 23 年正月の西伊豆お泊まりの際に、 G310 GS でそれやって大失敗しています。(^^;;;

 まぁ、防風防寒 の性能について、 F800 GS は劣っているわけでなくて、あくまでも ふつー です。 R1200 RT が異様なレベルにある、というだけ。
 重さの苦を厭うて軽快さを選択した代償だと、十分に納得 しています。


 でも、R1250 RT の防風・防寒性能とハイシートのデキに惹かれて、今も R RT への未練がある。あるんだけど、トップを付けると 300kg になる。
 これが R1300 RT になったら軽くなるとは思えず、普通に考えて装備増で現状維持か 5 kg 増、最大限の期待でも 295 kg でしょう。

 やっぱり無い選択だな と、冷静に考える頭は言う。(^_^;)
 その冷静さを、相棒のボソっと一言「また RT に戻る手もある」がまた出て、突き崩さないことを祈る。(笑)


 逆に、暑さに繋がりそうな事。試乗のときからわかっていた事だけど。足首から脛にかけて、だいぶエンジン熱を感じる。( R1200 RT のシリンダーカバーは効果があったんだな、と)
 夏は対策を考えないと低温火傷になってしまうかもですが、スクーターにすら乗る気にならない昨今のクソ暑さからして、夏は乗らないと思います。(^^;

 日本の夏は最早、メッシュのヘルメットが登場しないことには危険で乗れないっすよ。(^^;;;
 帽体を強化樹脂のパンチング。中の発泡材は、厚みを少し増して蜂の巣形状。快適さも安全に繋がるとの思想を持つ SHOEI が、出さないですかね?



 再びラリーシートの事。標準シートの試乗車ではわからなかった事が、首都高速を走っていて感じられてくる。

 座面が前傾していないのが、かなり 良い。ただ、座面が堅くて長時間はキツそう。実際、大黒 PA までの間に何度も座り直しました。
 ぽてちには 幅も不足 で、ある程度の時間乗ったときの股ぐら食い込みが必至。

 シート加工に挑戦することになりそうです。ラリーシートは「同乗者の快適性は低下します」とあったことからも、要対策です。

 そして、そっか!と気づいた。座面が高くなったことで 上体が思ったより前傾する のも、標準シートの試乗車と違ったこと。
 すぐに 背中がキツく なって、これも座り直しを重ねた原因。トータル走行時間が 1 時間半ばかりの首都高速巡航だったのに、帰庫する少し前には腕が疲れて しんどく なり、減速を苦に感じ始めていました。

 ハンドルライザー装着が頭を過る。


 試乗で感じたように、ギア比は R1200 RT より低速寄りだと、首都高速でも感じる。

 高速巡航ではエンジン音が忙しなくなってくるはずで、 300 km 400 km をスパーン!と走っていく気にはならないだろうと、再び思うた。
 この点でも、120 km/h からエンジンと車体の動きが波に乗り始めて本領発揮となる R1200 RT が異様なんですよね。(^^;

 気にはならないけど、風切り音と走行風で疲れてしまわぬ速度で流している分には十分にアリの範囲だと、あらためて思うた。
 おかげで町中でも車の後ろで合わせやすいのだし。

 要するに、 F800 GS は高速道路を 140 km/h 以上で 2 時間も 3 時間も飛んでいくための特殊なバイクじゃなくて、ふつーの大型バイク なんですね。
(昨今、1,000 cc を超えないのに「大型」と言っていいのやら)

 ふつーの大型らしい現実的なギア比でシフト頻度も妥当。力があって速度回復が容易だし、 G310 GS ほど高速道路を厭わずに済みそう。
 壁は渋滞で、でも R1200 RT よりは低速尺取り虫が楽なはず。問題は風切り騒音と冬の走行風で、でも伊豆や南房くらいなら出かける気になれそう。
(出かけるイコール首都高速 20 km と高速道路が 100 km は必須の住環境)


 前の車に合わせて低下した速度を回復させるとき、はっきりと気づいたのですが。
 低回転域で無理ない範囲にアクセルを開けると、 R1200 RT では感じられなかった 2 気筒らしい プルプル がある。

 もしかして、不等間隔爆発始めてます?(笑)
 始めてたら、トラコン切ってガンガン開けてタイムを削る系の走り方をできる人は、開けやすいはず。そういう人にとっては、持ってる出力を使いやすくて速いバイクでもあるはず。(あぁ・・・ NSR500 の勇姿が・・・ な、ぽてち(笑) )

 ぽてち的には、地方の空いた県道を右に左にトコトコ走ると気持ちよさそうだな、と思うた。
 R1200 RT や G310 GS より、ぽてち的ツーリングに向いている予感。


 サスペンションの 印象 は、大まかに、前が R1200 RT より柔らかく、後ろは少し柔らかい印象。首都高速の継ぎ目が大いに快適だった G310 GS と比較すると、前後ともだいぶ固い。
 馴染んできたら少し変わるはずですが。

 両車との違いを継ぎ目で表現すると、継ぎ目を「嫌だな」と少しだけ身構えるほどでないが、何も無かったかのようにこなすわけでもない。
 継ぎ目の嫌さ加減の体感比は
 CB1300 SB >> K1300 GT >> R1200 RT > F800 GS > G310 GS


 電動ダンピング調整のモードが RoadDynamic2 通りだったのが、チョト意外でした。
 「ゲレンデ」の記号性からも、出力等モードに Enduro があるなら、ダンピング設定も持っていてよいように思って。でも 800 の方は「シュトラッセ」寄りの仕立てだから、と納得しておいたのだけど。

 取説を読んでいて、出力等モードを Enduro にすると、ダンピングも自動的に Enduro になることを知る。(^^;

 電動プリロード調整は、「 1 人」,「 1 人+荷物」,「 2 人」の 3 通りで変わらず。なんだけど、帰庫後にシートを外してみて気づいた。
  1 人のとき以外は空気圧を上げる必要があって、面倒臭い。(^^;


 出力特性等のモードは Rain , Road , DynamicEnduroが加わっていました。向けたダンピング設定が無いのに、なんであるの? 意外に思っていたら、上記の顛末。
 どんなものなのか、そのうち試してみようと思いつつ。自分は使わないモードだろうとも思う。


 初回生産限定版に付いている、シフト アシスト。そう言えば付いていたなと思い出して、試してみた。


  2 速へのダウンで使う気になるほどスムーズじゃないけど、 R1200 RT よりスムーズになっていた

 6 → 5 → 4 なら常用してもいいくらい。 4 → 3 も、状況によってはアリ。アップ側は、 3 → 4 → 5 → 6 で常用できるスムーズさ。状況によっては、2 → 3 もアリ。
 チェーンドライブ故、チェーンがショックを吸収している部分もあるみたい。

 普段はついつい普通にシフト操作してしまうのだけど。これがあると、深く疲れてきたとき助かるんですよね。


 車種固有の特性ではなく、多くの BMW 2 輪に共通したとびきりの性能。それは 積載性


 F800 GS も、純正ケースを 3 つ付けられるんですよね。 R1200 RT の 49 L トップを付けられないのは大いに残念ですが、パニアは R1200 RT に遜色ない容量があります。
 素で荷物が多くてお泊まりツーリング志向の ぽてちにとって、メチャメチャ有り難い性能であり、必須の性能であり。

 49 L トップを使えないことで、トップに同じような量・大きさが入らない、となりますが。どうしてもの時は、トップの代わりに純正『ソフトバッグ L 』を付ければ 50 L あって、 60 L まで拡張可能。ケースより軽いのも良い。
 持ち去り or 切り裂きの盗難と、雨天は防水性のインナー頼りなことが心配として残りますけど。

 で。大黒 PA の売店でまとめ買いした中華饅他の保冷バッグ 2 つと菓子箱 3 つを、パニアを拡張せずにきっちり飲み込む。
 折り畳み椅子と予備グローブ、ウィンドブレーカーの他に、想定外でタンクバッグまで入っていたのに。

 写真機材を欲張らなければ、 2 泊 3 泊のお泊まりツーリング荷物と土産をしっかり飲み込むはずです。
  2 台を F800 GS にまとめる気になる少し前に、年末に車で行くつもりで宿を予約した西伊豆お泊まり。 F800 GS で行く気になる可能性あり。


 てなところ。長くなりました。(^^;

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2024.11.18

命名『プルプル』


 低回転域で 2 気筒らしい プルプル があるから。



 表示されている残り航続可能距離と燃費値が正しければ、プルプルは R1300 GS Adventure 同様 30 L タンク を装備しています。(笑)

 ODO 計 3 km、ほぼ空のところでリセットかけられて。 5 L ほど入れてもらった状態で、またリセット。出発から 1.4 km の地点で満タン給油。からの 80 km 。

 「おら、頭わけワカメ ヽ(^▽^;)ノ 」になっているのかしらん。(笑)

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2024.10.23

2こイチを決意す


 ほとんど放置だったここで 唐突に 記事を上げて、排気量拡大の流れだ、車両重量の謎だ、バイクねた。お察しのとおり です。

 1 年半近く、何度も考えていて、思い切らなかったこと。このままだとほぼ乗らないなと思っていた 2 台を、多少は乗りそうな 1 台にまとめる作戦

 思い切りました。 v(^o^;)


 ワオ( R1200 RT )は 2 年半以上も置物 になっていて。重さと車の後ろについたときのギクシャク で、「遠出=渋滞」が必至の住環境、今後も乗ると思えない
 バイクならワオの独壇場である片道 200 km になるような距離は、体力・気力が大きく落ちていて、楽な車を選ぶことがほぼ間違いないし。

 ぼ太郎( G310 GS )も 1 年半以上置物。高速道巡航に不向きなギア比と、313 cc しかないのに高回転型の出力特性で巡航速度が低下しやすいこと、航続可能な距離の短さなどなどを 億劫 に感じてしまっていて、ツーリングに 出ると思えない。近場は行くところが無い
 県道・町村道・営林道の山道探検の希望は G310 GS しか勝たん!のだけど。そこまでの高速道を思ってメゲる繰り返し。

 さらに。車 1 台分の駐車場にリード125 と合わせて 3 は、左右の車があるとギチギチで 出発準備にも不便極まりなく、いよいよ引っ張り出すと思えない

 かと言って。どちらも他では得がたい長所があるし、フィッティングを進めてきた完成形にもなっていて、手放し難い気持ち がある。
 何よりも、買い替えても乗らなかったら 大きなお金が完全に無駄 になる。(^^;


 これらのこと。点検・車検や保険更新の機会に、相棒に 2 度 3 度と話していました。相棒の反応は毎回、維持するのも手放すのもまとめるのも、好きにしたら? と。

 この 2 年ほど、休みの日に用事がないと 家を一歩も出ず に引きこもって、ひたすら寝ているばかり。それが平日のリズムも崩してしまう。だいぶ見かねているのでしょう。(^^;
 今回の車検・点検の話しをした際に、乗ると思えない RT は手放した方がいいのかも と話したら。「多少は乗りそうな 1 台に まとめる手は?」と、相棒から言うてきました。

 ずっと考えてきたことであって、背中を押してもらったと言える。が、まとめる先がはっきりしない。頭の中に候補は 1 台あるが、最適解なのだろうか。どんなバイクでも、ツーリングはもうダメなのじゃなかろうか。
 頭の中で @@ と・・・

 点検・車検の持ち込み日程相談の電話をしたとき、ついでに試乗できないかな? と依頼 してみた。
 もう完全にお解りですね。(笑)


 試乗してみて、希望と異なるものだったり苦を感じるようだったら、勢いでひいき目に見ず 冷静に判断して、予定通り 2 台の点検車検を済ませよう。そう考えて向かう。
 首都高速を走りながら、そうなったら来年の車検までにワオ( R1200 RT )を手放す決意をするだろうとも考えつつ。手放す前に 1 回は、片道 200 km 程度のツーリングに出るべきだな、とも。

 そして店に着いたら「点検の話しの前に、まず試乗を!」となって、その結果、予想以上に良い と思うた。
 過剰も不足も感じずギクシャクも無くちょうどツボ といった感じで、幹線国道も首都高速も、驚くほど 乗りやすかった んですね。店近くの 30 km/h 制限生活道路も、ワオより格段に で、ぽ太郎より 安定 していました。


 感じた 2 つの難点 を工場長に話して、解消 or 軽減の方法の有無を相談した際にハイシートが抜群の RT で、電気スロットルが良くなったらしい R1250 RT にも未練を感じている と話したら。
 まったく賛成できない、との反応。言葉にはしませんでしたけど。

 そりゃそうでしょうね。重さの苦を散々こぼしていて、新しいモデルは重くなる一方だとこぼしていたのだから。(^_^;)

 工場長の意見を無視して最適解に至ることは絶対にない から、突発で R1250 RT に 暴発することなく。(笑)
 仕様が公表されて以来「もしまとめるなら」の候補として頭にあって試乗で好感触だった F800 GS で、具体的な相談が進みました。

 他に、防風性能が若干よくて軽くて装備充実の F900 XR はどうだろう? と問われましたけどね。イメージと違うんですよねーイメージ大事です、で打ち止め。
(同じエンジンのスポーツ指向高出力版はピーキー傾向やレスポンス良すぎる傾向の可能性があって、自分に向いてないと考えている)


 販売店オプションは、初回生産限定版は初めからいくつか付いているからあまりなく。

 目立つところで、左右パニアのセット。削りシロがあるラリーシート。これはシート屋に出してフィッティングに挑戦する用です。写真で標準品と同じ前傾に見えるコンフォートシートより、フラットで削りしろがあるラリーの方が良かろうとなったもの。

 あとは必須と考える保証延長と、サービスインクルーシブ 3 。これは点検とその際の油脂類を前払いするようなもので、年に 10,000 km も乗れば確実にお得なのだとか。
 毎週末に 200 km ずつ走らないと届かぬ距離で、間違いなく、そんなに乗らない と思いますけどね。

 5 年でなく 3 を選んだところがミソで、たまにであってもツーリングを 3 年はやめないゾ という、自分への宣言(希望的)だったりします。
 年齢と体力・体調を考えたら 5 年は無理だと考えました。面倒臭いことの経過観察から解放されていないし。写真の猫といっしょで、よれよれ。(^^;;;

 自分は クルーズコントロールが必須 で、搭載されている初回生産限定版が もう無ければ止める
 実は相談の最初にそう話したところ、営業氏が「 1 台だけ、そこに残っている。他の客とも話しをしているから、早い者勝ち」と。(笑)


 目立った華が無く乗ってみたら「これだわ」系の F 数値が小さい方はあまり人気がないようだと感じていたけど、売れるのはクルーズコントロール他の装備がある 初回生産限定版の方からだろう と思っていました。
 だって、クルーズコントロールやダイナミック ESA が無くてもよかったら国産車も候補になるし。無い方がよいオフ路指向の人は絶対に F900 GS だろうし。(けっこうマジでオフ路向けに仕立ててあると思う)

 その初回生産限定版が Web のセルフ見積もりに出てこなくなったときがあって、限定生産二回目版を 1 年か 2 年待たなきゃならない?だったのが。
 点検日程相談と試乗依頼の電話前に見たらまた復活していたから、国内見渡せば多少は残っているだろうと思っていました。

 何を言いたいかというと、早い者勝ち食いついたわけじゃない のよ、と。(笑)


 帰って相棒の 決済をもらわにゃならん!(帰路にワオをもう一度確かめつつ、冷静に考える時間の確保にもなる)と言いおいて 明日中に電話をくれ と言われ、点検に着手しなかったワオで帰る。
 帰路に試乗の体感と比較しつつ。うん、少しでも疲れてくると重さとギクシャク、旋回俊敏性が辛いわ (^^; と感じた。

 そして帰ってから見積もり額や内容を話して「好きにすれば?」決済をもらい。すぐに電話をかけていぐ! と。(^O^;)


 その後、点検・車検で持ち込むはずだった 2 台を、移設するパーツ外しと下取り出しで持ち込んで、いま駐車場はリード125 だけです。スッカスカ。

 受取り日は未定。可能になる日が見えてから電話があるらしい。


 これで 3 週間は乗らなくて済む。(大違)

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仕様一覧「車両重量」の謎(思いつき編)


 不思議がっている(前記事)国土交通省届出の車輌重量は、もしかして・・・

 最も重いグレード車に将来のイヤー変更で標準装備に加えるかもしれない装備 の分を、あらかじめ加えておいた重量なんですかねぇ?

 思いつきです。


 過去に何度か、営業氏との会話の中で、仕様値はベースグレードのもの?そうです、といった言葉を交わしていますけど。
 そう だった のはドイツ工業規格DIN の値をそれと明示せず公表していた時代のことで(燃料 90 % が納得させる)、近年に併記するようになった 国道交通省届出 の値は、上記のものかもしれない。

 モデルライフ半ばの見直しで標準装備を少し追加したり、当初は複数あったグレードをモデル末期に充実グレードだけ残すような形で 1 グレードにしてしまう。
 ありますよね。

 当初に装備簡素で軽いグレードの重量を届け出ていると、超えちゃって、届け出し直し すなわち 再検査 てなことになりそうに思うんだな。



 さらに思いつく 単純な疑問 で、充実装備で重いグレード車の届出と適合性検査を しなくていいの? と。

 排ガス規制や騒音規制のための 適合性検査 で、測定値に重量をパラメーターにもつ計算を施して判定値としたり、重量をパラメーターにもつ指標で測定方法が異なるとか、あるようだし。
 いま公表される モード燃費 も、排ガス規制の検査判定値を使った補正が入るみたいだし。

 重いグレード車の適合性検査をしなくていいとは 考えにくい


 もし仮に、軽いグレードの届出・検査だけでよい規則だったとしても。そうなればこそ、標準装備の見直し追加で重くなってしまったら、再届出再検査になるのが自然だと思うんだな。

 そうなってしまうと。メーカーに、費用時間のリスクが生じてしまう。今どきギリの人員で回している役所は、都度の検査と事務処理で業務繁多に陥ってしまう。
 どちらの側も、再届出・再検査を 避けたいはず

 「その時々の販売車が、型式認定と適合性検査を行ったときの重量を超えなければ、再届出も再検査も 不要」としている 可能性は大きい と思う。

 そうだったら Win Win じゃないですか。(笑)

 超えなければ不要なら。発売当初の最も重いグレード車の重量に、将来の見直しで標準装備として追加する可能性がある装備の分も加えて届け出て、持ち込む検査用車輌の重さが足らなかったらウェイトを載せて適合性検査にかける。
 メーカーとして 合理的な判断 ですよね。


 あとは数値の整合性。

 日本では ほぼフル装備ワングレードの R1250 RT追加する かもしれない 装備が、合わせて 8.5 kg もあるのか?(開発計画を含めてあったのか?)
 エアコン (笑)
 30 L タンクとタイヤで RT Adventure? (爆)

 タイヤ空気圧センサーと、 LED 補助ライト(フォグランプ)と、エンジンヘッドガードあたりが現実的ですかねぇ。
 もしかして、当時は開発中で R1300 GS に採用された アダプティブ車高制御 とか??

 F800 GS なら、ドイツ規格が軽量な素グレードの 227 kg で、国土交通省届出は初回生産限定版の重量に燃料 10 % 分と多少の余裕を加えて 238 kg 。そう考えて整合的な数値だと思えるんですよね。
 燃料分が 1.5 kg 。影響ありそうな装備差で、センタースタンド(けっこう重い)、ダイナミック ESA(ある程度重い)、ギアアシスタント(多少は重い)、キーレスのロック機構(そう重くはなさそう)、ナビスタンド(軽い)あたりの加算。プラス多少の余裕で、辻褄が合うかと。

 K1600 GTL になると、燃料差が 2.6 kg もあるのに 258 kg258 kg 。ちょと疑問ですが、完全にワングレードのようだから、本国で載せていて日本では載せていない装備が 2.5 kg あると考えれば、辻褄が合わないでもないかな。


 この思いつき、ビミョー だなぁ。(;^◇^;)

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2024.10.21

仕様一覧「車両重量」の謎

 23 区内 JR 某駅ホームにあった販売機。ちょと珍しい。


 ここ何年か、BMW Motorrad Japan の Web サイトで見る仕様一覧には 2 種類車両重量 が載っているんですね。

 (1)ドイツ工業規格DIN 空車時、走行可能状態、燃料90%、オプション非装備
 (2)日本国内国土交通省届出値、燃料100%時

という 2 種類です。

 (1) の「空車時」は人が乗らず、「走行可能状態」は液類やバッテリー、ミラー等、通常の走行に必要なものと、スクリーンなど装備が常態と考えられるものも入れた数値らしい。
 (2) も燃料以外は同様らしいですが。

 で、その数値が けっこう違う


 R1250 RT は、 8.5 kg 違う。(燃料差 2.5 kg 換算)
 (1)279 kg
 (2)290 kg

 R1250 GS だと、 5 kg 違う。(燃料差 2.0 kg 換算)
 (1)249 kg
 (2)256 kg

 R1250 GS Adventure だと、 7 kg 違う。(燃料差 3.0 kg 換算)
 (1)268 kg
 (2)278 kg

 R1300 GS はなんと二桁、 11.1 kg 違う。(燃料差 1.9 kg 換算)
 (1)237 kg
 (2)250 kg

 新登場 R1300 GS Adventure も、 12 kg 違う。(燃料差 3.0 kg 換算)
 (1)269 kg
 (2)284 kg

 現行 F800 GS だと、 9.5 kg 違う。(燃料差 1.5 kg 換算)
 (1)227 kg
 (2)238 kg

 それぞれ、けっこう違います

 台湾卵焼。ンマ♪かった。

 うちの R1200 RT の仕様一覧はもう 10 年も前に公表されたもので、車両重量は 274 kg(走行可能状態)と記されていました。
 これ、どういう状態での重量? と、ずっと疑問に思っていまして。

 いま公表している 2 種類のうちの「(1)ドイツ工業規格の方だろうとは思う。 R1250 RT の値を見ても、そうだろうな、と。
 すると (2) に推測換算したら 285 kg ということですかね?


 そして更なる疑問は、 (1) と (2) で何が違うの? と。

 うちので「どういう状態での重量?」と思ったときの流れで、パニア装着の有無かな?と考えたけど。
 RT のパニアは標準装備品でオプションじゃないし。パニアを計ると 2 つで 10.5 kg だったんですね。パニアは同じものだろうと思う R1250 RT が 8.5 kg の違いだから、合いません

 「オプション非装備」ということから、 R1250 RT で取り除けるものというと・・・

 日本に導入しない、本国にはありそうな簡素モデルでも、スクリーンの電動上下機構なしは考えにくい。クルーズコントロールとトラクションコントロールも、電気スロットルの付加機能と考えると重量への影響は微々たるものと考えられる。 ABS も必須でしょう。

 すると・・・ ラジオ。サス設定電動変更システム。キーレスと盗難警報と集中ロックのセット。くらい?

 これで 8.5 kg になるのかなあ??? わからないんだよなー。(^o^;)

 ちなみに F850 GS は、いくつかの装備が無い素モデルで 9.5 kg 違っているわけで、本国の簡素モデルがさらに外している装備が 9.5 kg 分もあるわけがありません。

 もしかして、国土交通省届出の値は素モデルでなく メーカーオプション装備モデルの値 とも考えましたが。 R1250 RT はフル装備 1 モデルだったはずだから、辻褄が合わない

 揚州チャーハン。ンマ♪かった。

 営業氏に尋ねてみたときの返答は、店の誰も解らないはず、でした。(笑)
 BMW Motorrad Japan に電話して尋ねても、 取次会社のようなものだから、きっと解らない同見解でした。

 BMW を得意とする雑誌が調査して Web 記事に掲載してくれるといいんですけどね。今のところ発見できていません。

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排気量拡大の流れ

 相棒の出張土産

 ンマイ♪んだな、これが。

 並列 2 気筒F シリーズは毎度、タイプ違いの 2 種(例えば F750 と F850 )が同時に登場してくる、いいかげんな記憶。

 やはりテキトーな印象で。名称の数値が 小さい方 は、 GS 名称でありながらもホイール・タイヤを筆頭にロード向けの仕立てで、出力が抑えめ、中庸な乗りやすいタイプ
 大きい方 は、 GS 名称に相応しく オフ路走行も可能な仕立て と、一段高い出力。ときに Adventure 色を漂わせたり、ときにエンデューロ指向を感じさせたりするタイプ。

 記憶や印象があやふやなのは、「自分が乗りたいのはロングツアラー」と固く思っていて、 GS モデルだけの F シリーズは興味の対象外だったからです。
 F シリーズで RT モデルが出てたら、飛びついたと思います。水平対抗 2 気筒の他は BMW じゃない!と思う人ではありません。(笑)

 さらにあやふやな記憶では。並列 2 気筒 F の最初は F 650 GS だったような、怪しい記憶。(検索したら、それで合っているよう)
 どうであれ、実際の排気量とは異なるモデル名数値を 50 ずつ上げながら希に 排気量も拡大 して、 24 年モデルではほぼ 100cc 増の 894 cc まで大きくなりました。
 自分が見知る R RT も、 1200cc から 1250cc になって、もうすぐ 1300cc でしょう。既出の R GS がそうですから。

 抱く印象としては、 CB400 SuperFour が 500cc の CB550 SuperFour まで育った感じ。(法の壁でそれを出来ない国内専用モデルだから無くなったと思う)


 特別な嗜好性のものを除いて、バイクは速さ(パワー)」「スポーツ性(旋回俊敏性)」を唱わないと売れない らしい、という話しがあって。
 確かに、 Web で雑誌メディアの試乗記事を読む度に「これもかい!」と思います。 CB350 ですら書くライターがいましたからね。(笑) 動画サイトの試乗動画を観ても、これ乗りやすい!欲しい!と叫びつつ、実際に買うのは そっちになることが多いみたい。

 だから、法や税や重量やレギュレーションの壁がない限り排気量拡大は基本的な流れ なのだろうと思う。
 思いいつつ、 重量増を嘆く のですが。

 このことの 他に、排気量拡大を後押しする、メーカーとしては そうせざるを得ない理由 があると考えています。


 とは。より厳しくなった 排ガス規制CO2 量規制 に、排気量を変えず、なおかつ(訴求力維持で)ピークパワーを落とさずに適合させると、低回転域・中回転域のパワーが落ちてしまうから。

 結果、一言で言えばピーキーになって、すなわち 実用シーンのドライバビリティが落ちて乗りにくくなる。これは一般論として 当然のこと なわけです。
 大きな設計変更なく新排ガス規制や CO2 量規制に適合させたマイナーチェンジのとき、ありがちですね。

 実際には、メーカーは打てる手を可能な限り打っているはず。例えば、電気スロットル が短期間で急速に普及したのがそれでしょう。
 ECU 演算チップの高性能化でセンサー情報を細かく取って緻密に計算できるようになった成果を、改良を進めた制御プログラムで最大限に活用して電気スロットルに反映させる、なんて事も。

 4 輪だと AT の制御で誤魔化そうとするのも常套手段だし、素人の想像が及ばぬことも、数々やっていると思いますけどね。限度はありましょう


 落ちた実用域の ドライバビリティを回復させる、場合によっては元より向上させる 抜本的な対策は排気量の拡大 につきます。
 元の重量より大幅な軽量化をする手もあるけれど、これは高価な軽量素材への材料転換がつきもので、目が飛び出るような価格アップに繋がる。市販車では非現実的な手法でしょう。

 フルモデルチェンジ、または大幅マイナーチェンジを機に、ちょっと排気量拡大F シリーズも、 R シリーズも、これだなぁ と思うのです。
 そして、思いながら 重量増を嘆く。(笑)


 RGS1300 になって、素の状態でなら ちょびっと軽量化 してきたようです。法や税や重量やレギュレーションの壁と書いたうちの、重量の壁に取り組み始めたらしい と思いました。

 R1250 GS256 kg って。カタログや Web サイトのイメージ写真にあるような オフ路でガシガシ走るには厳しい重さ ですもの。(トレーナーの指導下で走る人や練達者は別として)
 たぶん、多くはケース 3 つ着けてお泊まり荷物や土産を満載のツーリング。 285 kg で不整路に入りたくない ですよねぇ。(^^;;;

 価格に大きな影響が出ない程度に若干の部材の材料転換と、設計の工夫で部品点数ネジ数の削減、( 4 輪が得意とする)軽くても高強度高剛性な構造設計も一部構造材に取り入れたのじゃないか? など推測しています。

 そしてたぶん、乗り比べると一般道を中心に、首都高速でも 乗りやすくなっているだろうと推測 しています。出力特性的に、実用域のドライバビリティが向上している はず ですから。
 どっちも乗っていないから、推測っすが。(笑)

 そんな推測をした理由は 2 つ。


 一つは、 R1250 RT を 2 日間、長距離の試乗をした人から聞いたこと。

 アクセルの開け始め、 0.5 mm とか 1 mm くらい動かしたときの 反応が、ワイヤー式スロットルだった空冷 R1200 RT のそれに 戻った

 聞いて、解るように思いました。中回転域の力を取り戻しているからこそ制御の緻密化が効果を発揮する。微細な操作に対して緻密に反応させられる、と考えて。
 水冷 R1200 RT 比で、無用な速度低下が頻繁な車と混走する苦労が減ったのじゃないかしら。


 もう一つは、今年 3 月発売の F800 GS を 1 時間ちょい試乗した体感。

  F シリーズに乗るのは初めてだったんですけどね。出だしの幹線国道からもう、反応に過剰も不足もなく、すなわち怠さもギクシャクもなく、思うとおりに反応して実に乗りやすい!と驚いたことです。

 かつて F750 GS に乗る人から「面白くはないけどね」と聞いたことがあって、 F の小さい数値の方は怠さがあるのかな?と思っていて、類同を予想していたのだけど。良い方向に裏切られました
 乗りながら「どうしてこんなに扱いやすい?」と考えつつ実用の範囲であれこれ試していて、なるほど排気量を拡大する訳だわと、上記自説の裏付けを得た思いに至る。


 多数のトロい車と混走するときや長時間の乗車では、低回転・中回転域の厚みと緻密な制御が「乗りやすさ」「疲れにくさ」に大切なのねん。(もちろん、他にも多くの要素がありますけどね)
 排ガスや CO2 の規制が強まる毎に、壁がない限りにおいて排気量が拡大される。よって排気量拡大は、「速い」と唱う商品力向上策だけでなく、この面からも 基本的な流れ でしょう。

 問題は、大きくなり続ける 重量 ですね。

 1200 以降の R RT 259 kg → 274 kg → 290 kg
 1200 以降の R GS 229 kg → 245 kg → 256 kg → 250 kg
 2 気筒 F のモデル名数値が小さい方 199 kg →(中略)→ 238 kg

 この先、どうしていくのでしょうね。(^^;;;

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2024.08.31

箱根ゴールデンルート(2)


 湯本で乗った登山電車は けっこうな混雑 で、塔ノ沢で逃れるように下車。あじさい電車 の季節ですから、土日に混雑するのは当然ですね。

 そして塔ノ沢での写真は、ほぼ完全にアウト。(^^;

 撮り鉄な人が他にいて構図が自由にならなかったことも理由の一つだし、蒸し暑さの汗だらがキツくて、階段登って上りホームに行かなかったことも理由の一つ。
 でも一番の理由は、薄暗くて被写体ブレが多発 したことです。

 戦果が悪くてテンション下がるし蒸し暑さがキツいしで、後半はベンチに座って休んでいるような状態になってしまいました。
 そして ボケ。座り込んでいて、乗る予定だった電車をうっかり見送ってしまい、 1 本遅れて大平台へ。

 下車するなり予定外の思いつきで、咄嗟に。


 不慣れゆえ 咄嗟に対応できず、塔ノ沢の設定のまま大幅な露出オーバーで撮ってしまいました。


 鉄は RAW 撮りするようになっていて、RAW ゆえギリで救えました


 まだまだ不慣れ だな、今日はロケハンにしても来年の本番にテレコン使用 280mm 想定で 計画に入れておくべきシーンだった よなと、反省。(^^;


 時おり小雨がパラつく中、駅を出て少し歩き、だいぶ有名らしい踏切へ向かう。


 踏切には すでに多くの人 がいて、登山電車が警備員を配置していたほど


 普通の観光客が、鉄撮り風な人よりずっと多かった印象です。でも紫陽花がたくさんで、人数少なくじっくり撮れたらいい所だなと思いました。


 多くの観光客が撮りに来るほど有名となると・・・ 紫陽花の時期に人が少ない中で撮ろうと思ったら、少なくとも 泊まり客がまだ宿にいる時間 に来なきゃならんだろうと思うた。


 そうするとなると、後日に調べたのですが、平日なら 新横浜のホテルに泊 まって大平台 07:15 。もしくは、家まで タクシー迎車 を使って 07:51
 土日だと、同じく大平台 07:15 と、同じく 07:33 着。

 これなら、温泉お泊まりの観光客はまだ食事を始めたところ、といったあたりかと。


 03:30 に出発 して小田原に駐めておくと、大平台が、平日土日ともに 06:28 。観光客で混みだす時間を 9 時頃と想定して、到着から撮れる電車本数を考えるとこちらですかねぇ。

 起床時間の違いは・・・ 新横浜宿泊と比べて 3 時間短く、タクシー迎車と比べてもやっぱり 3 時間短い。寝不足がキツそう。(^^;

 う~ん・・・ 小田原まで新幹線か車かは別にして、小田原駅前で泊まる手 が一番なのかなぁ・・・
 仕事から帰ってから移動だと、小田原までは到着時間が遅くなるなぁ・・・


 などなど考えながら、駅に戻って 強羅 行きに乗る。強羅では、約 35 年前に一度だけ入ったことがある店で 昼ぐあん の予定。


 ちなみに強羅って、食事に良さそうな店がほとんど無いんですよね。

 急な傾斜地に旅館と保養所が密集していて店舗や駐車場を構える土地の余地が なく、これと言った観光スポットも 無い
 強羅公園 ・・・ あはは~ 中学 2 年かそこらの時、日中に暇を持て余した子どもたちだけで行ってみましたよ。はい。(笑)

 で、食事をする店は、目立つところだと駅前に古式な観光地の蕎麦屋と食堂があるだけ。

 彫刻の森駅との間に変わり種ギョウザの店があって、そこそこ知られているようですけどね。やはり約 35 年前に入って、まったく感心せず。今も大きく変わらないと想像します。

 保養所群の中に今どきのレストランができたみたいだけど、車じゃないとアクセス悪い。し、たぶん、値段の割りにはショボい。(火暴)


 そんな地だから、通過客にとっては 単なる乗り継ぎ駅。乗り継ぎついでに食事をして行こう、とはならんでしょう。

 強羅辺りに泊まる客はと言うと。多くは夕刻にやってきて宿入りし、宿で 夕食。宿の朝食 後に宿を出て観光に回り、昼食は他でとるパターンだと思われ。
 むかーしの我が家がいつもそうでしたし。

 とゆーことで、手頃な美味しい店ができないのでしょうね。

 そんな強羅で 一店だけ、約 35 年ぶりに入ってみてもいいと思う店がある。


 当時から人気店でしたが、狭い店でした。その後、大きく拡張したらしい。


 うん。他に無い もの。繁盛して当然 でしょう、と。

 ただ、繁盛しすぎ てモノにシステマチックな空気を感じたのは残念。
 メニューが「御膳ばかりになっていて「定食」が無く。。。 町の美味しいとんかつ屋とか町の美味しい食堂といった空気が失われたのは、店の雰囲気やメニューだけでなく、出てきた揚げもの自体にも感じたのでありました。

 うるさい客だね。(笑) σ(^_^;)

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箱根ゴールデンルート(1)


 こだまの中で食べたカツサンドのこと。ヒレかつサンドでした。

 新幹線改札内の売店で朝ぐあんを選ぶとき、ぽてちが好むだろうと考えた相棒が万かつサンドあるよ、と。
 ぽてち、ちょっと固まる。(^^;

 カツサンドなら落ち着かぬ 30 分のうちに手軽に食べられて良いのだけど。万かつサンドは 脂身 があるから 出来たてじゃないとキツイ 年頃なのよね。(^^;;;
 と、頭の中@@してヒレかつサンドがあるからそれにすると答えたら、ちょと意外そう。そこで考えた旨を話すと、相棒もヒレかつサンドにするとな。


 結果、車内で食べながら「脂身の話しを聞いてよかった」と言うてました。


 ゆっくりと滑るように発車した こだまは、新横浜を超えて本領発揮。


 東海道新幹線鬼神 の走りっぷり頭おかしい とすら思う高密度運行で、好き♪

 東京駅から 33 分で小田原着。品川に停まって 33 だから、立派なものです。
 加速減速の性能を高く揃えて高密度化するために、古くはなっていなかった N700 系全編成を N700A 相当に改造してしまう 頭のおかしさ
 好き (笑)

 シーズンで満席になっていなければ。ぷらっと東京駅へ行って新幹線券売機の前に立った 2 時間半後には、(車内で食事も終えて)京都に降り立っているわけです。新神戸でも 3 時間ちょい。
 当たり前になっていますが、これは 凄いこと です。自由な移動という人の根源的欲求を実現する手段であり、まさに日本経済の大動脈であり。


 閑話休題


 小田原に着いて、そっか! が一つ。

 計画を立てるとき、時刻表でこだまの小田原の時刻を見て4 分間で登山電車線に乗り換えは無理だと考えました。そこで構内の喫煙窟で一服してから登山電車線に向かうつもりでいた。

 降りて気づいたです。時刻表の時間の 5 分前に着いて 通過待ち。余裕がもう 5 分間あった。急げば登山電車線の時間に間に合うのね、と。
 新幹線に乗るとたいていは速達便で、「通過待ち」を頭で知っていても身体で理解していなかったです。(^^;

 で、気づいたけど。一服を優先して計画通りの登山電車線に乗ることにしました。そしてさらに・・・
 券売機で小田原-強羅間の 1 日乗車券 を買う方法がわからず 右往左往 して、窓口へ行って訊いたら窓口じゃないと買えないことが判ったドタバタがあって。


 たぶん、一服しなくても 9 分間では間に合わなかったです。(^^;


 ちなみに今は 小田原で登山電車に乗ることができない んですよね。小田原と箱根湯本の間は登山電車 だけど、小田急の車両 のみ運行されるようになっています。
 3 本のレールで車幅の異なる車両の運行はバリアフリー法に抵触する恐れがあって、小田急車両のみを走らせることにしたそうな。

 行楽な気持ちからは、登山電車の車両 のみを走らせる方が 箱根旅行の風情 あると思うけど。

 新宿から湯本まで直通を走らせる事が悲願で、箱根登山鉄道へ資本投入の後に買い取った小田急としては、あり得ない話しでしょうね。
 展望席なし ロマンスカーが増えて 利用客が減った くらいですし、もしロマンスカーが小田原までしか行かなかったら、便数からして東海道線に大きく奪われてしまいそうだし。

 ならばせめて、展望席あり車輌の編成を急いで増やしたら?と思うのですが。



 予定通り箱根湯本に到着して、駅が改築されていることに驚く。


 改札が 2 階で、エスカレーターで登るようになっていた。半世紀以上前と変わらないと思っていたから、ちょと意表を突かれました。

 駅を出て、ちょびっと歩いて、少し撮る。


 Web で見た撮影地点を見つけられず、もうここでいいや、と。


 地点としてはアウトだと思うものの、今回はロケハンのつもりだで、こんなもんでしょう。


 湯本駅に戻って再び登山電車に乗り、一駅先の塔ノ沢で降りました。

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2024.07.26

XTZ


 こんなレンズ、NIKKOR にもタムロンやシグマにも無いよね。と、ニコンを使う人は思うことでしょう。
 えぇ、富士フイルムの XF30mm F2.8 R LM WR Macro です。

 焦点工房からマウントアダプターが出まして( XTZ )。 FUJIFILM XF レンズを Nikon Z ボディにつけて、 AEAF手ぶれ補正も使えるとのこと。

 必要性があってのことでなく、ちょと遊んでみたい♪ と思いたちまして。
 合理的に考えれば、 APS-C に特化した小型軽量さに意義がある XF レンズを、わざわざ重い Z8 に着けなくたって、 X 機で十分なわけです。

 焦点工房ならカメラやレンズを壊すこともなかろう、 Z8 は APS-C クロップで 1,900 万画素もあるから、仮に実用に供したとしても問題なかろう、など考えて。


 で。ふつーに撮れました。

 家の中で唯一被写体になり得る猫はカメラが大嫌いになっているから、机の上に散乱するガラクタを撮っただけですが。(^^;
 XF30mm F2.8 R LM WR Macro っぽく撮れていました。人生初の Leica レンズ。(笑)



 手にして思ったのが、えっ? 軽!

 そっか、そうですよね。 XF30mm F2.8 R LM WR Macro は 195 g しかありませんもの。 Z 40mm f/2 なら 170 g ですが、近頃ほとんど着けていない。
 よく手にする組み合わせより 350 g から 400 g ちょいも軽いから。


 遊ぶなら、XF30mm F2.8 R LM WR Macro は少し面白くないかな。

 開放から使えるキリっとした現代的な写りで AF も速く、単焦点にしても軽い方で最短撮影距離も 10cm と短くて、実用性が高い着けっぱレンズとして大いにアリなんですけど。
 面白味という点では、チョトもの足らない感じ。

 もっと軽い XF27mm F2.8( 78 g ) がメモ取り的実用性ではベストか...


 実用目的じゃないからなぁ。でも、こうして見るとチョと 格好いいかも。(笑)


 X-T5 から XF35mm F1.4 R を奪いますかねぇ。

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2024.07.14

箱根ゴールデンルート(0)


 6 月半ばのこと。箱根登山電車が紫陽花の季節を迎える と、何かで読みまして。

  12 年ぶりに乗って、紫陽花の中の登山電車を(たぶん)初めて観たい気持ちになる。


 よく連れられて行った小学校低学年以下の頃に観ている可能性は大いにあれど、記憶にありません。
 各回を覚えていないほど、婆ちゃんによく連れられて行っていました。

 いま行くなら、少し撮りたい

 撮影適地を知らないから Google 先生に訊いてみると、湯本、塔ノ沢駅、大平台が良さそう。


 雨の季節だけど、行ってみるかな?


 「少し」のつもりだから、高倍率ズームを付けた 1 台の 散歩級装備 で、もちろん三脚は無しで。

 撮影用具で、あとは予備電池 1 つと折り畳み傘。傘は URAWAZA が始末が良い。ぽてちにはチト小さいけど、「少し」だから始末の良さ重視で。バッグのベルトに付ける傘ホルダーも付けて行こう。
 念のために、縦位置グリップも。そう重くはならず、他が無いから。(無駄だった)

 強羅の店で 30 年ぶりに食事をして、状況次第で日帰り入浴もしよう。

 登山電車の時刻表とにらめっこで、店の開店時間に間に合うよう、乗り降りしつつ撮る計画 を立てる。

 すると ロマンスカー は第 1 便でも撮る計画を短縮しなきゃならなくて、家からの始発バスだと新宿駅着が間に合わない。子供の頃には大好きだったのに、チンタラ走る から今は好きじゃない。せめてもの展望席は・・・ 有する車両がろくにないのよね。ボツ
 計画を短縮せずに済む(小田原停車の始発)こだま は、やっぱり家からの始発バスでは東京駅着が 間に合わない


 小田原に を駐めて小田原から乗る手も考えましたけどね。こだまで行くより早い時間に小田原で乗ることも可能になる、と。
 でも、こだまで行くより時間がかかるし、駐車場から駅まで歩く時間もあるし、渋滞 の可能性もあってメッチャ早くに出なきゃならない。そして 帰りの渋滞確実

 ならば、最寄り駅まで歩くしかない。

 最寄り駅まで歩くと・・・ 20 代の頃より足が遅くなっているでな。駅の構造が不便になったし。
 乗車まで 35 分かかるとみて、 05:45 の出発予定となりました。

 ここで相棒に声をかけたら、行くと言う。

 起きるかな?(笑) 車のように出発が遅れても「帳尻あわせ走法」でリカバリーすることができません。


 なんて書いておいて。
 15 分遅れ間に合わない!となった 原因はぽてち。(^^;;;

 目覚ましが鳴る 15 分前に起きていたんですけどね。軽装備だからと準備を起きてからにしたのが敗因です。
 起き抜けに猫の朝ご飯を出して以降、身体が動くようになるまで時間がかかって。シャワー浴びて服を着て空調服の電池を換えて、バタバタとカメラバッグに放り込んで、飛び出したのが 15 分遅れでした。

 玄関を出たら黒い子 2 号が珍しく朝のご飯待ち。

  ごめん! 時間なくてムリ!

 絶対に間に合わない! ルートを変えて勝負するしかないわ。(^^;;;
(急坂を登るし、新幹線口まで遠くなるし、電車がすぐ来るとは限らない)

 と、結論して歩き始めたところで、めっずらしく 空車タクシーが来た !♪
 ちょうどいい時間に最寄り駅ホームに着いて、乗り換え路線が列車間隔調整で停まっていたおかげで待ちゼロで乗れて、即発車。新幹線改札内の売店で朝ぐあんを買う余裕が増す。(それでも『祭』は断念)


 無事、予定の「こだま」に乗車できました。


 

 この日は高倍率 1 本ということで、場合によってはクロップ 300mm 相当まで使える Z 24-200mm f/4-6.3 VR をチョイス。
 するとトー然、カメラは Z8 に。レンズと合わせて 1,480 g 。ストラップを入れると?

 重いけど、「スイッチを入れた瞬間に闘える」信頼感があるし、操作に慣れていて設定変更に戸惑わないし、意図せず設定が変わっていた系のトラブルが無い信頼感もあるし。

 本当は、電車移動は X-T5軽くていいのですけどね。
 「咄嗟に」がよくある鉄撮りでは トロくて 役者不足なのと、すぐ忘れるから設定メニューに戸惑うはずなのと、 XF18-120mmF4 LM PZ WRえらく使いにくい のと。

 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR がリニューアルされていたら、トロくても X-T5 にしたかもしれません。

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2024.04.19

28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(A063)


 発売日に届きまして、翌日通院で出かけた際に何枚か撮ってみました。ちょろっと撮っただけなので、良し悪し まだ判りません


 550g は、 Z マウント標準ズームの中では 軽い方。それは撮っていても感じられました。

 鉄撮りで常用している Z 24-120mm f/4 S630g で、猫や旅行で持ち出す Z 24-200mm f/4-6.3 VR570gF2.8 通しS レンズ Z 24-70mm f/2.8 S830g です。
 Z 24-70mm f/4 S500g が最軽量で、このレンズより 50g 軽い

 F2.8 通しであることを考えると、なかなかのものですね。


 肝心の描写や癖はまだ判りませんが、情報サイトを見る限り、 SONY 用が G1 から G2 になって 大きく性能向上した と、けっこう評判良いようです。
 「もう 1 段開けたい」とき用を考えていたけど、Z 24-70mm f/2.8 S値段が使用頻度に見合わないし、Z 28-75mm f/2.8G1 がベースだからと逡巡してきまして。逡巡していて良かったのかも。

 ニコン純正でないことによる不足や制限等は、徐々に見えてくることでしょう。

 「他社との連携を強化していく」方針を打ち出した ニコン経営陣であるうちは、ファームアップ等で事実上の排除をするような 嫌がらせも無かろう と期待しつつ。(^^;


 肝心なこと のうちになる AF 性能 は、ちょろっと撮った範囲では 合格 でした。

 晴天順光で速度が低く距離もあったとは言え、動く列車を AF-C の秒 20 コマで追って「あれ?」は感じませんでした。
 Z8 の優秀さもあるのでしょうが、 PC で見ても AF ハズレが無かったです。

 シャッターボタンで AF を動かさぬ鉄撮り用設定セットに切り替えたのに、頭がついていかず、 AF が動いていなかった ぽてち側のあれ?」はありましたけど。(^^;;;
 「かいじ」の写真がそれです。(^^;;;


 ピントがそんな状況であっても先頭の屋根の汚れや表面質感をこれだけ写すのだから、見事なものだと思います。


 広角側 18cm で望遠側 38cm最短撮影距離はモンク無し


 解っていて買った、不足な点。広角端が 24mm でなく 28mm から であること。屋内を広く写したいときや、こういうとき


 のように 24mm でも足りない対象で 28mm は、ちょい難儀するかな。


 なお、PC で見ていて感じたのですが。ニコンの S レンズと記憶で比較すると、中景で F8 まで絞っても 若干柔らかいかな? と。


 気持ち、程度ですけど。

 タムロン繊細な描写 が得意との印象を抱いていまして、SP 45mm F/1.8 Di VC USD(F013)は完全にそれで、開け気味で撮った描写が好きでした。
 その DNA が生きているのかもしれません。


 鉄撮り は、若干やり過ぎなぐらい キリリ と写すニコン ZS レンズが向いているかも


 鉄撮りで常用になっている Z 24-120mm f/4 S が、ズームのレンジからしても良いような気がしています。

 S レンズは「若干やり過ぎなぐらい」とか書いていますが。
 Z 70-200mm f/2.8 VR S になると、そんなこと感じないんですよね。


 重さ以外は 粗を探すのが難しい と思う。ここらへん、やっぱり 値段なりなのかな? と。


 Z 24-70mm f/2.8 S 買いませんよ! (笑)

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2024.04.15

東京モノレール撮り講座(2)機材編


 春。それも GW 期が近づいていると感じる花が通路脇に咲いていました。


 さて。


 FUJIFILM の撮影講座でしたから、 FUJIFILM 機を持って行かざるを得ず。 X-T5XF18-120mmF4 LM PZ WR を持参しました。
 鉄撮りで持ち出したのは実質的に初めてで、使ってみると・・・

 ・バッファー オーバーフローとの闘い。
 ・電動ズームレンズの遅さとの闘い。
 ・設定画面から切り替えて撮影可能になるまでの、タイムラグとの闘い。
 ・電源 ON から撮影可能になるまでの、タイムラグとの闘い。

 闘い続け の 2 時間半。(笑)
 そして帰宅後には、メディアから PC へ転送する時間との 闘い も。(^^;


 よーするにでまとめておくと。 X-T5 は一眼スタイルであっても連写速度が高くても、 FUJIFILM X らしい スナップカメラ。真に実感しました。
 被写体認識 を用いた AF-Cまずまず の打率で、列車速度が低いとは言え、そこは予想以上でしたけど。( XF16-80mmF4 R OIS WR だと、たぶん期待を下回る


 X-H2S を除く FUJIFILM 機は、総じて カメラのライフル銃 なんですよね。連射が可能でサブマシンガン的にも使えるアサルトライフルのようなものであって、単射を連続する運用 が本来。
 設置型で弾帯を用いる 本格的な機関銃ではない

  15 コマの連写と被写体認識 AF-C が可能で機関銃のようであっても、すぐに銃身過熱バッファー オーバーフロー)を起こしてしまいます。
 特装の多弾マガジンを付けたアサルトライフルのようなイメージかと。

 X 機企画段階からのコンセプトである 狙い澄ました狙撃(単枚のスナップ撮影)と 軽量弾( Jpeg 撮り)の DNA が色濃く残っていると、思いを深くしました。
 その DNA からして、多量の重量弾で弾幕 を張って「 100 枚に 1 枚でもアタリがあれば戦法 で動きものと闘うには 無理がある ということですね。

 RAW と JPEG の同時記録から RAW だけ記録に切り替えてもバッファー オーバーフローを起こすから、参りました。(^^;


 電源 ON から撮影可能になるまでの タイムラグ も、設定画面や再生画面から切り替えて撮影可能になるまでの タイムラグ も、「動きもの」を対象にしてみると予想以上に 大きい
 即応や、昔のとあるマンガにあった「緊急離陸で車輪が甲板を離れた瞬間から戦闘機動」も無理ということ。


 X-T5 も X-Processor V だから、画像処理的には秒 15 コマの連続処理が可能なんだと思う。
 足らないのは、バッファーメモリー容量CF Express スロット、そして画像処理以外の その他回路の処理速度 です。たぶん

 そこに 4,000 万画素もの多画素を奢られているものだから、重量弾で弾幕を張る闘い方をすると 銃身過熱 を起こしてしまう、といったイメージ。


 弾幕戦法を採りたい鉄撮りはニコン Z8 を持ち出したいところですが、 FUJIFILM の講座 だから、できませんでした。
 Z8 は重いけど機関銃のようにして闘えるカメラなんだな~と価値を再認識しつつ、「 Z8 を持って来られたらなぁ」と思ったり。

 もっとも、 Z8 でも Z9 と同じようにはいきません けどね。比べたら(たぶん)バッファーメモリーが少ないし、 2 nd スロットが SD で、同時記録だと軽い Jpeg を SD に振り分けても容易にバッファー オーバーフローを起こしてしまいます。
 Z8 に感じる不足 2 点のうち、大きな方。 30 万円分の違い だな、と思うところです。

 でも、 SD スロットを使わず RAWJpeg BasicCF Express スロット だけ に記録する分には、弾幕戦法でも まったく大丈夫 なんですよ。 v(^_^)


 X-T5 の話しに戻ると。「 100 枚に 1 枚でもアタリがあれば」の 弾幕戦法は使わない鉄撮りに使わない)とするしかありません。
 タイムラグ からしても、こりゃ鉄撮りに使いたくないな、と思いましたし。


 最後に XF18-120mmF4 LM PZ WR、すなわち 電動ズーム のこと。

 鉄撮りに限らず、動きものを追うのは難しい と思いました。

 弾幕を張りながら追っていて、あるところでズバッ!とズームを動かして異なる画角・構図でまた追う。このズバッ!が間に合わない んですね。
 タイムラグで思わず「遅い!」と言葉が出てしまっただけでなく、この事でも「遅い!」の言葉が出てしまいました。(^^;


 猫撮りは、一匹が対象なら何とかなると思いますけど。複数匹を次々と撮るようなときはダメでしょうね。

 FUJIFILM の講座担当の方へ「 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRリニューアルして欲しい んですよね」と話しましたが、 X アカデミーの担当ですから、話す相手が間違っています。

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東京モノレール撮り講座(1)


 X アカデミー(富士フイルム)の東京モノレール撮り講座に参加してきました。

 ぽてちは 1 1 の軽装備。参加者の皆さんも軽装備で、田町駅から徒歩圏を歩き回る、町中ハイキング のような講座でした。


 単日で現地 3 時間のみの講座では、講師から具体的な教示・助言をほぼ期待できないなと考えつつの参加申込みでした。
 なんて考えつつ、後ろ向きな気持ちで参加を申し込んだわけじゃありません。

 その気になる用事や迫られた用事がないと家に引き籠もってばかりなのが、撮ってみたい・また撮りたいものが対象の撮影講座なら、頑張って出かける気になれること。
 東京モノレールを撮れる地点に興味を持ったことがあって、でも億劫で下見にも行かずにいたのが連れていってもらえて、億劫がっていられぬこと。

 ほんと、撮影講座にでも参加しないと だめだめ ですから。(^^;;;


 当日は よい天気 で、陽射しを受けていると 暑くて汗ばむほど。でも海の近くは 風があって、日陰に入って風に吹かれていると気持ち良いと感じられました。
 複数の地点を歩き回ることも、終盤までシンドイと感じなくて良かった。


 で、期待できないと考えていた事ですが、これは予想通り。

 複数の地点をつれ歩いてもらって 地点を教わる ことが 95 % だったかな。撮影に関してはほぼ、各自で好きに撮っている状況でした。
 耳にできて覚えているのは「カラークローム ブルーのエフェクトを使うとよい」と、いくつかの地点で「ここは新緑の並木を入れて撮る」「ここは船を入れて撮る」等の基本的な画面構成くらいです。

 単日で現地 3 時間だけの講座だと、そんなもの です。ニコンカレッジでも同じ。撮影技術に関して何かを得られたと思ったことはありません。
 何かを教えてもらうなら、講師に べったりくっついて歩いて自分から尋ねまくらないと ダメ。

 だけど、べったりくっついて歩くのは 性分じゃない んですよね。すぐ疲れたり足が痛くなったりするから、地点移動で遅れがちになってしまうし。
 撮影地点で講師すぐ近くの立ち位置を他の参加者と争うようになるのも心理的に面倒臭いです。


 さらには。同じような対象を似たような「ねらい」で撮った 経験がすでにあって 撮影に 手間取らず余裕があって尋ねたいことを温めている ようじゃないとダメですね。

 工夫以前の「とりあえず撮ってみるで精一杯だと、尋ねたい事が発生する余裕なし。前にやってみてダメだった、どうすれば多少でも良くなる?がないと。
 これは、講師が話している内容を重要だと感じて少し離れていても 聞き耳をそばだてる or 感じず 聞き流してしまう、にも繋がるようです。学校でいう「予習復習の大切さ」と同じ?(笑)

 立ち位置が埋まっていて船を入れて撮れなかった写真。

 今回は単日短時間の講座でよくあるパターンでしたが、まぁ、素人に手取り足取り教えることが本業ではないですし、 1 地点あたりの時間が短かったし
 好感できる物腰・人当たりが 有り難く、こちらから質問する気になれるお方でした。

 でも、訊いた内容がバッファー オーバーフローのことで、「 X-T5 は 4,000 万画素もあって、なのにバッファーメモリーがねぇ・・・」にしかならない質問。(笑)

 やはり秘策は無く、RAW で弾幕を張るような撮り方をするなら X-H2S を買うしかない ですね。
 何度も考えましたが、弾幕を張りたい鉄撮りには Z8 があるから X-H2S に手を出すのは 不適当 だと、その度に結論しています。(^^;

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2024.03.23

撮影講座に参加

 この写真もギリで「鉄道風景写真」のうちだと思うのだけど、ダメかなぁ。
 Z 70-200mm f/2.8 VR S の初登場でした。


 で。撮影講座に参加でもしないと、撮りに出かけないから。(^^;;;


 「こんどの土曜に、撮りに出かけよう」と考えていても、「でもどこへ?アテがないなぁ」となって、前々日くらいに 面倒 になってきて。
 前日になっても行き先の決定打が無いから「機材は何を持って行く?」を決めかねて、考えるのと荷造りが 億劫 になってしまうのがパターンです。

 そして Google map をぐずぐず見ていて荷造りも寝るのも遅くなり、 起きられず。起きても面倒になっていて 寝直し。 v(^^;

 撮影講座に参加するときも、実は同じようなものなんですが。(^^;

 でも参加を申し込むと「はっきりとした予定」になって、「集合日時」も決められている。さすがに頑張る わけです。
 撮りに行ってみたい内容の講座を自ら申し込んだわけですし、何日も前から機材や荷物、行き方を考えることになりますから。考えがまとまらなくても「えぃ!」で見切り発車をしやすいです。たぶん、集合日時がある事がかなり威力。日本人っす。(笑)

 とは言え、天気が悪かったりで当日朝に不参加の電話を入れた前科が 2 3 あったりしますけど。(^^;
 講座の内容と、体調や天気との兼ね合いではあるんですよね。内容にあまり期待していないと。。。 事前の座学回がなく単日で実地 2 時間 3 時間の講座は、参加してとても良かった♪と思ったことが無かったりして。。。


 今回掲載の写真は講座の実習回 2 回目のものです。この回、アクシデント があって、おもろかった。(笑)

 とは。

 駅前パーキングに車を駐めて履き替えて、トイレを借りがてら乗る列車の時刻確認と乗車券の購入をと駅舎に入って見たら、あれ?
 前の晩遅くに web サイトで確認しておいた時間の 列車が無いどゆこと? と、少しの間、見つめてしまいました。

 ダイヤ改定か? だってまるで違うもの!と思い至って、念のため窓口のおかーさんに訊くとその通り。この日から ダイヤが改定されていた んですね。

 23 時頃に web サイトの時刻表を見ているから、ふつー、翌日からダイヤが違うとは思わないじゃないですか。
 もしダイヤ改定があるなら「○月○日からの時刻表はこちら」の記載リンクがあって当然だと思い込んでいました。

 さすが小湊鐵道!(笑)


 いちお、訊いてみる。 13 時半頃に上総大久保へ行くにはどうしたら?

 車で行くしかないね

 やはりそうなるか・・・ 「ローカル線あるある」で、事前に調べた決め打ちの 1 本に乗らないとどうしようもなくなってしまうパターン。
 列車に乗っていく予定だった上総大久保へ、駐める場所が厳しいことを承知で急行する。


 上総大久保到着後に気づいたのですが、実は、講座の担当者から電話が入っていた。いったん駐めた駅に着く 10 分くらい前に。
 会社で着信音を消したままで、気づかなかったです。

 かけ直して、変更集合地と変更された撮影地点を聞いて、自分は 地点近くの駐車場へ直接急行 す。
 その地点、撮りに行ったことはないですが、通過偵察で通ったことがある場所。「ここなのね、機会があったら撮りに来たいものだ」と思っていた 有名撮影地


 そして予定の 開始時刻には全参加者がそろっていた という、なかなか 機動力に優れる皆さん でした。


 この日はよく晴れて気温が高く、風も心地よい程度。冷たい風が強くて冷え込んだ前週の 1 回目とは大違い。ぽっかぽか
 積んでいったダウンジャケットを着ることなく、その他荷物のバッグに詰め込んだ極薄のジャケットを取り出すこともなく、夕暮れ近くまで薄いセーターだけでした。


 菜の花が満開 で、着いたときには もの凄い人数 が列車を待ち構えていました。

 最初はもの凄い人数で、立つ位置を選ぶ余地が無いほどだったのが。 1 本通り過ぎるとサーッと引いて。 35 分後の次が近づくと、また人が増えてきて。通り過ぎるとまた引いて、 50 分後にまた増えて。


 でも段々と人が減っていき、最後の 1 本ではこれくらいまで。


 引きの構図でも、トリミングを駆使すれば それっぽく なりました。


 この写真、講評の回に持っていくつもりです。


 成果は・・・ 毎度のパターンと言えましょう。(^_^;)

 あれこれ考える余裕なくバタバタと三脚・カメラをセットして、「とりあえず撮るに終始。だから ろくなもんじゃありません。(^^;;;

 帰ってから写真を見ると「こうしてみれば良かったようだ」のオンパレードです。場数を踏まないと、あれこれの配慮ができませんね。


 「あの時ああだったから、こうしてみよう」「あの時こうだったから、同じを基本にもっと追い込もう」etc が必要なんだと、あらためて思いました。

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